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概要説明(公式サイトより引用) ジョジョ第三部Stardust Crusaders が舞台のオーソドックスなRPG。 主人公は謎の声と運命に誘われ、ジョースター一行の7人目の同行者として彼らの旅に加わる事になる。 時間軸のズレた異質な世界は“何巡目かの世界”なのか? 全ての謎を解く鍵は100年の眠りから覚めた男が握っていた。 ゲーム画面はゲームボーイを意識したモノクロ4色で構成されている。 プレイヤーは性格診断占いを通じて18人(18種類)のスタンド使いから選ばれる。 主人公は性別も選べ、ストーリー上で性格診断と性別に応じた違うリアクションを取る為 最大で性別男女2種類×性格18種類の計36パターンが用意されている。 更にスタンド・性別によって出現イベントも変わる為、一度のプレイで全てを見る事はできない。 主人公には台詞に反映される「一人称」「口癖」「語尾」の設定もできる。 ゲーム内には他の部のキャラやスタンドなどを連想させる要素が含まれている。 また、敵やNPCとして他の部から何人かゲスト出演している。 ■ジャンル:RPG(ロールプレイングゲーム) ■対応機種:RPGツクール2000起動可能PC ■機種イメージ:ゲームボーイ ■基本ベース:GBサガシリーズ ※ゲームをプレイするには RPGツクール2000RTP をインストールして下さい。こちらもフリーウェアです。 ゲームの特徴 このゲームはオーソドックスなコマンド選択式RPGではあるものの、特徴的なシステムをいくつも採用している。 以下に挙げる情報はすべてゲーム内で説明されているため、特に熟読する必要はない が、プレイ前に抑えておけば快適にゲームを楽しめるだろう。 回復について このゲームではいわゆるRPGによくある「宿屋」の使用に限界数が定められている。 あるイベント後、50日以内にエジプトに辿り着き、DIOを倒さないと強制ゲームオーバーになってしまう。 移動にかかる日数も含まれるので、単純に「50回宿屋が使える」というわけではない。 この為、戦闘→宿屋の繰り返しによる単純なレベル上げ・金策が出来なくなっている。 RPGではおなじみの、いわゆる『回復魔法』は一部のスタンドにしか使用できない。 必然的に、回復手段はレストランなどで摂れる食事と食料、飲料、薬品などの回復アイテムに限られてくる。 回復アイテムは以下の三種類に大別される。 食料 は回復量が多いが戦闘中に使えない。 飲み物 は回復量が少ないが戦闘中も使用できる。 薬品 は回復量が多く戦闘中も使えるが、買える場所は限られており価格も高い。 回復手段に以上のような制約がある為、戦闘能力に劣る補助・回復系スタンドの特性が際立つようになっている。 距離特性 「ジョジョの奇妙な冒険」では、スタンドに射程距離が決められている。 これはスタンドが活動できる範囲のことで、原則的には「射程距離」がそのまま「スタンドによる戦闘が可能な間合い」となる。 このゲームでもその特徴が再現されていて、 スタンド毎に「近距離」「中距離」「遠距離」3種類のうちいずれかの射程距離が設定されている。 特徴は以下の通り。 「近距離」は近くしか攻撃できないが、破壊力が高い。 「中距離」は近・遠距離にでもある程度のダメージを期待できる。 「遠距離」は全ての距離に変わりなく攻撃できるが、「よく効く距離」が存在しない。 装備品と戦略 Shiftキーで「ラジオ」を呼び出すことで、情報の入手や「戦略」・「装備」の変更を行うことができる。 「戦略」は6種類(デフォルトの「通常」をあわせると7種類)で、戦闘中のパラメータや防御耐性に影響する。 「装備」は装備アイテムを1つだけ装備できる。パラメーター補正や状態異常耐性といったさまざまな効果があり、状況・戦略・好みに合わせて変更できる。 ラジオで変更できるのは主人公の装備品と戦法のみで、仲間キャラのものは固定。 たとえば、 承太郎ならプッツンの確率を下げる「タバコ」を装備しており、「前に出る」戦法で攻撃的に戦う。 アヴドゥルなら精神力を上げる「魔術師の腕輪」を装備しており、つかずはなれず「通常」の戦法で戦う。 といったように、それぞれの特徴を生かした設定になっている。 プレイヤーは、自分の欠点を補うように設定するもよし、長所を伸ばすように設定するもよし。 状況と仲間に合わせて、臨機応変にスタイルを変化させることも重要だ。 特に強敵と戦ってどうしても勝てない時など、これを見直すだけで圧倒的に有利になる場合もある。 像(ビジョン)スタンドと物質スタンド 敵の中には半透明のタイプのものもいる。 これは「像(ビジョン)スタンド」といい、スタンドでしかダメージを与える事ができない。 例えば主人公スタンド「キャラバン」は強力な攻撃技を持っているが、全て物理攻撃なので像スタンドには何の効果もない。 ボスの多くはこの像スタンドと本体が一緒に出てくるか、像スタンドのみのどちらかになっている。 本体が出てくる場合、本体は防御と回復を行いながら遠距離でサポートする。 本体を直接叩くか、像スタンドと真っ向勝負するかはプレイヤーの戦法次第だ。 「考える」コマンド 原作の敵と戦う際、「考える」というコマンドが発生する時がある。 「考える」コマンドを使うと、原作をなぞった展開で自動的に戦闘が終了する。 レベルを上げてなくてもボス戦を突破できるシステムだが、経験値・お金・アイテムは手に入らない。 あまり原作通りに進めすぎると、戦わなければならない時にレベル不足で苦戦しかねない。 「考える」コマンドが発生する原作ボスはその多くが強敵だが、倒して勝利した際の見返りも大きいぞ。 同行者とイベント 「港」以降は仲間と一緒に行動できるようになる。 パーティ枠は最大4人だが、街中で一緒に行動できる仲間は1人だけ。 町中の散策では、同行している仲間に応じて特殊なイベントが発生する事がある。 イベントをこなすと、後述する友好度の上昇や、アイテムの入手といった恩恵を受けられる。 仲間を交代しながら町々を巡ってみよう。 一度離れた町には戻れない ジョースター御一行は早急にDIOを倒す必要があり、一度来た道を戻る事はない。 一旦離れた町には二度と訪れる事ができないので、ほとんどのイベントはやり過ごすと二度と発生しない。 別の町で起こしたイベントが発生フラグになっている場合もある為、 早足で駆け抜けるとイベントも起きないまま物語が進んでいってしまう。 イベント等によって上昇する友好度はEDや物語の展開に大きく影響するので、 町を訪れたらまず仲間と共に色々と探索してみよう。 物語の展開を変える友好度 仲間達とは“友好度”というステータスが存在する。 これは 仲間と共に各町でイベントを起こす 仲間と共にボス敵を倒す 等の行動で上昇し、その数値によりイベントに変化が起きる。 この友好度によって選択肢や展開が変化していくことで、 ゲームの展開やイベントの内容、通るルートやエンディングは様々に分岐していく。 マルチエンディングシステムを採用しており、 中途バッドエンドも含めると19種類ものエンディングがある。 周回プレイを想定したクリア特典が多数用意されており、主人公の性別やスタンドも物語の展開に影響を与えるので、 様々なルートや結末を辿って、君だけの冒険を楽しもう。 ページ上部へ
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利便性のため、「スタンドデータ」を「主人公スタンド」「仲間データ」に分割しました。分割前のコメント履歴は「仲間データ」のページにあります。 - 名無しさん (2018-11-01 10 35 05) 恥パで群体型は心に空洞を抱えた本体が多いって言われてたけど、当然ながらこの三種にはあまり当てはまらんな - 名無しさん (2020-08-01 04 07 39) 恥パにおける群体型に近い本体はミラクルズとかかな - 名無しさん (2020-08-06 13 54 28) HPUPYPはクイックシルバーも覚えました - 名無しさん (2021-08-06 20 14 15) 主人公の性格が控えめ、内気になるのはアントさん、スペシャルぐらいですかね? - 名無しさん (2022-04-29 02 34 31) ミラクルズも一言でそのまま内気な性格とあるよ - 名無しさん (2022-04-29 22 43 41) ありがとうございます!内気な主人公が好きなのでミラクルズで行ってみようと思います - 名無しさん (2022-04-30 23 14 36) 何故か装備のスタンドのところに「SチャリオッツATO」というものが選択肢にあります - ・ (2023-06-11 08 54 45) 何故かわかる方はいませんか? - 名無しさん (2023-06-11 08 55 07) ただのバグだと思うよ。ポルナレフのアーマーチェンジ使ったら多分アイテム欄から消えるようになるかと - 名無しさん (2023-06-11 12 21 54) 一人称「ワイ」口癖「ワロタ」語尾「だお」にするとどんな性格だろうとキモくなります。例)ポ「死んだはずのッ!」「ワロタだお」 - 名無しさん (2023-08-16 00 41 41)
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『スタンド使いは引かれ合う』 http //comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1073490732/ ミラー:http //staba.s55.xrea.com/test/read.cgi/kako/1073490732/ 2004年01月08日〜2004年07月03日 レス番 スタンド名 能力 稼動 006 『ドラゴンランド』 『虫』や『動物』と『話す』事が出来る様になる × 019 『フーバスタンク』 『スタンド』が吹っ飛ばした物体は、炎に包まれる × 023 『パロアルト』 『肉体の一部』を埋め込む事で『その人間』の『頭』に変化する × 030 『ウェイクフィールド』 『憎悪の対象』となった人間を、自動的に攻撃する『パワーある像』 × 032 『バウンシング・ソウルズ』 本体の『呼吸』に合わせて膨張収縮する『玉』を作り出す × 051 『ウインター・セッションズ』 感情の『負の変化』で足元に広がっていく『網』と、その下に見える『恐怖の象徴』 × 055 『スナップケース』 『写真』などの実在の風景を撮影したものに、『精神のみ』で『入り込む能力』 × 057 『クイーンズライク』 物体の中に、『エチル・アルコール』を生み出す事が出来る × 061 『エグジット』 全てが『不変』の、この世界とは『別の空間』を作り出す × 063 『プラネット・ファンク』 『地球』と連動した球体 × 084 『マッチブック・ロマンス』 『本』や『書類』などの『文を別の文に変える能力』 × 093 『トワイライトニング』 物体の表面を、『鏡』の様に反射させ、その反射させた物体に映り込む能力 ○ 094 『ダッシュボード・コンフェッショナル』 殴った物体が、『引き出し』の様になって飛び出す ○ 104 『エルボー』 衝撃を与えられた物体に、その衝撃を『感じさせ続ける能力』 × 132 『アトモスフィア』 『アトモスフィア』を見た者は『闇』を感じる事が出来なくなる × 135 『サークル・トゥ・サークル』 レーザーを照射し、当たった人間の温度を『1分間に−1℃』下げる × 141 『ザ・ブラック・キーズ』 影の交わった部分に現れる『スタンド』 × 146 『コーン』 殴った物体の表面から、『コンペイトウ』の様な『塊』を噴出させる × 192 『ダンシング・シガレッツ』 重力を利用して半永久的に回転し続け、両端には『熱』が発生する『棒』 × 200 『ビヨンド・アース』 あらゆる『固体』は、本体に『接触出来ない』 × 207 『バトルロー』 光に照らされている限り、その人間は『他人の足を蹴り払う』 × 208 『ストーム・ウイング』 宙にフワフワ浮かび、周囲の気温を上げ続けて『上昇気流』を起こす × 231 『アルテミス』 本体の『全裸』を見た者全てを『ネズミに変える』 × 237 『デビル・ドライバー』 『スタンド』の『くぼみ』に触れたものは、全て『それに沿って』動く × 242 『ローヘッド・レッグス』 本体を中心とした『半径約50メートル』で嗅いだ『何らかの匂い』は口の中を通じて『ローヘッド・レッグス』に変化する × 267 『パワー・クエスト』 『スタンド』の性能は、同じ動きを繰り返す度に『倍』になる × 271 『ウォー・オール・ザ・タイム』 本体を敗北させた者に『取り憑き』、吸収する × 279 『コーストライン』 殴った物体から、『半径15センチメートル』の『円』を切り取る × 303 『シルヴァーステイン』 意識の中に存在する『記憶の部屋』に行く事が出来る × 305 『ミート・パペッツ』 『死体を操る』。『もう一つの能力』は『死体』を物体に『同化』させ、その物体を『生物に変える』 × 308 『ミリオン・デッド』 『魂』を、本体が『死んだ位置』を中心とした『半径100メートル』に『閉じ込める』 × 332 『ザ・ダークネス』 『スタンド』に取り憑かれた者は、『耐性』が増す × 335 『ストーンサワー』 『pH』の値を変化させる『能力』 × 341 『サーズデイ』 表皮に触れた生物を、本体の『表皮に出来ているもの』に引きずり込む事が出来る × 344 『ディープフォレスト』 影の中にある巨大な『森』に潜む『群体型スタンド』。『弓矢』や『短刀』、『毒』で武装している × 365 『ハードライン』 現実を模した『仮想世界』で『万能』となる ○ 369 『ハニーバースト』 『蜂蜜』を集めて指先から生み出す ○ 376 『ステリオグラム』 触れた物体から本体の『声』を出す事が出来る × 390 『ストリクト・フロウ』 『吸着性』『弾力性』『揉む』事で『硬度』を上昇させる性質を持つ物体を右手に作り出す × 396 『デリヴァランス』 生物の身体に『埋め込む』事で、内部に同じ生物の肉体を作り出せる球 × 415 『ペイシェンス』 『スタンド』が触れた物体は、円を描いて動き続ける × 416 『ザ・クラウン』 包まれた者は『フール』になる『もや』 × 433 『ギヴ・アップ・ザ・ゴースト』 『スタンドを生み出す能力』。本体が嫌悪を抱いた物体を、『感じなく』する × 442 『ナッシングフェイス』 触れた物体を一瞬で『球形』にする × 457 『コールドプレイ』 『コールドプレイ』の破壊する物体は、その拳が接近するに従って『脆く』なる × 462 『ロストプロフェッツ』 『破壊した物体を同種だけが認識する』 × 475 『ディフューザー』 『覚えた』物体を、右手に作り出す × 478 『ウォッチタワー』 『ウォッチタワー』を見た者は、スラムの様に荒れ果てた『死の世界』に入り込む × 492 『ジャックポット』 物体の表面に向けた手の平を平行に移動させる事で、球形に圧縮された『空気弾』を作り出す × 494 『ザ・グロリアス・バーデン』 水に触れる事で、それによって『身体を覆う能力』 × 503 『ザ・グラス・ハウス』 『エレベーター』を作り出す『能力』 × 519 『フューチャー・ショック』 『運命を盗むスタンド能力』 × 548 『ブラッド・ダスター』 『触れた血液』を媒介する事で、血液の持ち主の肉体的・精神的感覚を共有する × 552 『オリオン・ライダーズ』 パワーが本体の『移動スピード』に応じて増す『矢』を放つ × 554 『リヴィング・カラー』 本体の身体に、『物体を縫い込む能力』 ○ 571 『ザ・スペシャル・グッドネス』 『7』である限り、君自身が『失敗』や『挫折』に出会う事は無い × 573 『シーバング』 『形の無い事象』に『形』を与える事が出来る × 577 『ディスエンゲージ』 『スタンド』の触れた者は、他の人間に近付く事で『鉄格子』に阻まれる × 591 『フォークロア』 『視界を奪う能力』。『赤血球濃度』が低い程薄くなる『もや』が視界を被い、『視界』を奪う ○ 611 『ファイブ・フォー・ファイティング』 人型と『楕円球』。『楕円球』と『スタンド本体』との間には、『引力』がある × 615 『バーンサイド・プロジェクト』 『炎に引き寄せる能力』 × 632 『ボリアリス』 生物の肉体から本体の『複製』を作り、その複製を『養分』として、本体を『成長させる』 × 633 『ウェザリング・ヘイツ』 接触した『気流』を捕まえる × 637 『アトミック・キティン』 成功率を『10分の1』にする × 661 『ペントハウス・アンド・ペイヴメント』 『建築物』の構造を、自由に変える × 665 『ウエストサイド・コネクション』 足の裏から発生する衝撃によって、数百メートル上空へと繋がる『穴』を作り出す事が出来る × 671 『スパスティック・インク』 物体をグチャグチャに練り上げ、直径1.5ミリメートルの棒状に変える × 673 『ウィキッド・センセーション』 本体に対する『嘘』や『イカサマ』を行った者に、本体と『利害』を共有させる × 688 『ネイト・ドッグ』 『スタンド』の触れた物体は、その内部が『水』の様に変化する × 689 『プラティテュード』 『惰性』という巨大な『流れ』を強くする × 693 『アンチューン・ザ・スカイ』 『球体』を『回転させたもの』は、まるで周囲が回転しているかの様に『体感する』 × 715 『ハイロード』 触れた物体を、『チューインガム』の様に伸ばす × 718 『ファン・ボーイ・スリー』 触れた物体の重量を、『ヘリウム』並に軽くする × 719 『ブロンド・レッドヘッド』 『スタンド』を中心に、周囲の生物の動きは少しずつ『加速』して行く × 733 『キングス・オブ・レオン』 あらゆる事象に対し、『優先権』を獲得する × 734 『キルスイッチ・エンゲージ』 本体の『蘇生』 × 735 『ファブライス・リグ』 実際には存在しない『架空の敵』を、『意識の中に』作り出す × 784 『サンダーボール』 物体に接触する事で消滅し、その物体表面を電気的エネルギーで被う『球体』 × 785 『コーナーストーン』 『スタンド』に触れた者が『体重』以上の負荷を掛けた場所は粘着性の高い『泥』の様に変化する × 791 『ウォーター・ミラー』 見た物体を『水』によって再現する × 795 『ザ・カレッジ・ドロップアウト』 本体の仕立て上げた『衣服』を着た人間は、その服のイメージに支配される ○ 797 『ヘルファイア・クラブ』 地形を変化させ、『電波』や『電磁波』を反射・増幅して『球雷』や『プラズマ』を生み出す × 829 『ペアレンタル・ガイダンス』 触れた物体の『接続部分』を切り離す × 831 『オーヴァー・ザ・サン』 本体の変化は、本体以外の誰かが『観測』しない限り成立しない × 832 『センス・フィールド』 爪全体から『染み出す』液体は触れた物質を溶かす × 834 『アッシャー』 『灰を操る能力』 × 843 『インペリアル・ベッドルーム』 射程距離では、あらゆる生物の持つ『前後左右』の方向感覚が逆転する × 880 『サーファ・ローザ』 射程距離内の物体表面を『平面』に変える × 885 『アナザー・グリーン・ワールド』 本体の死体から発現する『植物の根』。『水』を吸って成長し続ける × 888 『クライシス』 触れた『輪』に『回転』を与える × 889 『ザ・ファイナル・ディマインド』 不明 × 890 『アルケミー』 『土や泥』から『黄金』を作り出す × 896 『ドゥルイド』 大気中に存在する『二酸化炭素』を分解し、『酸素』を生み出す × 900 『メディスン・ヘッド』 『βエンドルフィン』の入った『カプセル』が頭部から『湧き出る』 × 904 『ハピネス・イン・マガジンズ』 5つの欲求の『段階を飛ばす』 × 928 『ブラック・ロブ』 『音を電波に変える能力』 × 932 『スロウブロウ』 『スロウブロウ』の両手と擦れ合った物体は、『石鹸』の様に『泡立つ』 ○ 934 『ノーズレッド・ディストリクト』 肉眼で見た景色を、リアルタイムで四角形の画面上に映し出し続ける × 969 『カウボーイ・ジャンキーズ』 物体の『最も重量の負荷した部分』を、その場に『固定』する × 972 『バッドリー・ドローン・ボーイ』 『口に』含んだものを吹き出す事でそれを物体内部に『浸透』させる × 980 『フォルトライン』 『スタンド』が殴ると、そこを中心に『反重力場』が発生する × 合計 101 8
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「…やれやれだぜ」 道路の上で大男が一人、そう呟いた。 彼は道路沿いに並んだ電灯の灯りを頼りに一枚の書類を読んでいた。 そこに貼られた顔写真は先ほどの謎の空間内において鏡で見た自分の姿と同じものであった。 頭の方へと手を伸ばし、写真の姿にある特徴的な髪型が本物であることを確かめる。 「どうやら、さっき見たものは夢じゃねえようだな」 その男…空条承太郎は自分が置かれた状況を受け止めた。 先ほどの説明通り、自分は確かに全くの別人の体になっていることを確かめた。 手に取っている書類、プロフィールによればこの体の男の名は燃堂力というらしい。 凶悪な顔つきをしているが、そこまで邪悪な男ではなくむしろ良い奴に分類されるらしい。 自分が持つスタンドのような特殊な能力のない普通の人間で、せいぜい常人より高い運動能力を持つ男であった。 他に特徴を挙げるとするならば、とんでもなくバカで心を読む能力があっても分からないくらい何も考えていないらしい。 (全く…厄介なことになったもんだ) 承太郎はこれまで、エジプトに向けてDIOを倒すために旅をしてきた。 そしてその目的は果たされ、これから日本に向けて帰還する予定だった。 だが彼は今、何者かによってこんな一風変わったルールの殺し合いの舞台に放り込まれてしまった。 (俺の体は今…どうなっている?) 承太郎が疑問に思うのは本来の自分の体の行方であった。 考えられる可能性の一つとして、この燃堂力という男と入れ替わっているということが挙げられる。 (だが…そうとは限らないかもしれん) もし二人の人間の精神を入れ替えて殺し合いをさせるというならば、先の説明の際にそのことに言及してもいいはずだ。 説明では「別の人間の体で殺し合いをしてもらう」といったことしか言われなかった。 (それにこの燃堂力という男が俺の体に入っていてもいなくとも、俺の体の行方が分かるわけではない) 自分の体の行方について考えられる可能性は今のところ二つ挙げられる。 1.別の人間の精神が入れられた状態でこの殺し合いに参加させられている。 2.主催者が精神が無くなって抜け殻となった体を保管している (…どちらにしろあまり良い状態とは言えねえな) もしも前者だとした場合、見知らぬ他人が自分の体で殺し合いをしてしまうことも考えられる。 (燃堂力じゃないとしても)その見知らぬ人物が下手に動くことで殺害され、自分の体が使い物にならなくなってしまう可能性だってある。 後者だとした場合、これは自分の体が人質にされているも同然のことだと言える。 この場合では主催に反抗した時、抜け殻となった肉体だけを殺すと脅してくることが考えられる。 (だが、今はまだ深く考える必要はねえ) 見知らぬ他人に体を使われるということはお互い様なことだ。 自分だってこの燃堂力の体を傷つけて、一歩間違えれば死なせてしまう可能性がある。 いずれ体を返すつもりならば、傷つかないよう注意する必要があるのは全ての参加者に言えることなのだ。 そもそも承太郎はこの殺し合いを打倒しようと考えている。 つまり後者に関しては主催を倒した後から取り戻せばいいだけのことだとも言える。 脅してくるようならどうにかして先に取り戻してみせる。 その方法はこの戦いの中で自分の手で見つけ出してみせる。 50日間の旅を最後までやり遂げた自分なら、それも決して不可能とは言えない。 「スタープラチナ!」 そう叫ぶと承太郎の隣にスタンドの像が現れる。 その姿は本来のスタープラチナのままであった。 精神の力であるスタンド能力はたとえ他人の体でも問題なく使えるようであった。 「てめーらが何を企んでいるかは知らんが、この殺し合いは俺が必ずぶっ潰してやる」 顔を上げ、空の方へ向かって承太郎はそう宣言する。 それはこのゲームを仕組んだ主催者への宣戦布告であった。 (さてと…まずは協力者が必要だな) これまでの旅でも仲間の協力があったからこそ目的を果たすことができた。 ならばこのような状況でも同じことが言えるだろう。 承太郎は協力者となる誰かを探すために道路の上を歩き始めた。 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [身体]:燃堂力@斉木楠雄のΨ難 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~3 [思考・状況]基本方針:主催を打倒する 1:まずは自分に協力してくれる者を探す 2:主催と戦うために首輪を外したい 3:自分の体の参加者がいた場合、殺し合いに乗っていたら止める。 [備考] 第三部終了直後から参戦です。 スタンドはスタンド能力者以外にも視認可能です。 投下順に読む 02 見るも無残な肉塊 GAME START 空条承太郎 26 宿命をまた呼び覚ます
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早朝のヴェストリ広場、朝の霧の中を二つの影が目まぐるしく動き回る。 リゾットは土中から相手を取り囲むように刃物を出現させ、一斉に相手に向けて放つ。それに対して相手は跳躍すると同時に『レビテーション』を使って浮き上がり、刃物の囲みから抜け出した。 宙に浮いた相手に駆け寄りつつ、リゾットがなおも刃物を射出するが、出現した無数の刃物はその一つ一つが相手が飛ばした氷の矢によって撃ち落された。 朝の薄い光の中で砕けた金属と氷の欠片が乱反射し、煙幕のようにお互いの視界を遮る。 視界が晴れた時、リゾットの姿は消えていた。 きょろきょろとリゾットを探すが、その間もなく砕かれた刃物が空中で再構成され、容赦なく襲い掛かる。それらをマントや杖で叩き落し、身のこなしで回避しつつ、口元を隠し、素早く呪文を詠唱し、杖を振る。 途端に周囲の温度が下がっていく。だが、人間にすぐに害になる温度ではない。リゾットは気にせず、攻撃を続けようとした。 だが次の瞬間、そのリゾットの位置に正確に『ウィンディ・アイシクル』が叩き込まれる。 「!?」 驚愕しつつ、氷の矢をある程度、デルフリンガーで吸収し、残りを自らの剣技で切り払う。 その僅かな驚愕が作った隙に相手はリゾットの側面に回りこみ、『エア・ハンマー』を打ち込む。 「相棒、横だ!」 デルフリンガーが警告を発するが間に合わず、氷の矢の対処に気をとられたリゾットはそれを直に受け、吹っ飛んだ。倒れた拍子に霜柱が折れる音が聞こえ、リゾットは相手がどうやってこちらの位置を掴んだのかを理解した。 跳ね起きたリゾットの目に、喉元に向けてすさまじい勢いで迫る杖の先端が映る。 相手は『エア・ハンマー』を撃った直後に『フライ』を唱え、その加速を突きに利用したのだ。ただの木の杖といえど、急所に打ち込まれれば致命傷を負いかねない。 避けるのは間に合わないと判断し、リゾットは杖の先端を手で受ける。杖の先端がリゾットの手を抉るが、その勢いに逆らわず自分自身の上体を回転させ、蹴りを放つ。 小柄な身体が宙を舞った。相手は大地に打ち付けられる所で受身を取り、転がりながら立ち上がる。見ると、リゾットもデルフリンガーを構えなおしていた。 再び二人は向かい合い、視線が交錯する。が、突然、リゾットが剣を下げた。 「こんなところでいいだろう。これ以上やるとどちらかが死にかねない」 その言葉に、相手は無言で頷き、杖を収めた。 第二十章 タバサと小さなスタンド使い 「……満足したか?」 リゾットの問いに、今までリゾットと戦っていたタバサは頷いた。 何故二人がこんなところで実戦さながらの組み手をしたのかといえば、朝の訓練をするリゾットへ、タバサが組み手を申し込んだからだ。 リゾットも一人でトレーニングをするよりは、相手がいた方が訓練としての質があがるので引き受けたのだが、その理由は計りかねていた。 「よければ聞かせてくれ。なぜ俺と戦おうと思った?」 タバサは無表情にリゾットをみつめている。答えないと思ってリゾットが諦めかけたその時、不意にぽつりと呟いた。 「貴方はスタンド使い」 「……スタンド使いと戦ってみたかったのか?」 タバサは頷いた。受けてくれたのだから、一応、理由くらいは教えてもいいと思ったらしい。 「経験が必要」 DIOの館でタバサは自分自身も所属している北花壇騎士団を脱走したケニー・Gに敗北した。幸い、命は助かったが、あそこで終わっていてもおかしくなかった。 タバサは母を守るため、復讐のため、強くならねばならない。そのために知識を蓄え、魔力を得、様々なタイプの敵と戦って力を得る必要がある。 スタンド使いが叔父王の配下にいるというならば、スタンド使いとも戦わなければならない。そして手近にいたサンプルがリゾットだった、というわけだ。 リゾットはDIOの館の経験を通して、自らの母親の仇を討つ、というタバサの目的を何となく察している。自分も相手は違うものの復讐が目的であり、タバサの力になれることなら力になりたかった。 「スタンドに興味があるのか?」 タバサは頷く。リゾットはしばらく考えていたが、この機会にスタンドについては話すことに決めた。 「分かった。確かに、敵として出会う可能性も高い。今度、キュルケやルイズやフーケも交えてスタンドについてきちんと話そう」 リゾットの言葉に、タバサは頷いた。 「ところでタバサ……、髪とマントが乱れている。授業に行く前に直した方がいい」 タバサはまた頷いた。 トリステインの城下町、ブルドンネ街では派手に戦勝記念パレードが行われていた。 聖獣ユニコーンに引かれた王女アンリエッタの馬車を先頭に、高名な貴族たちの馬車が後に続く。その周りを魔法衛士隊が警護をつとめている。 狭い街路だけでなく、通り沿いの窓から、屋上から、屋根から人々はパレードを見つめ、口々に歓声を投げ掛けた。 「アンリエッタ王女万歳! トリステイン万歳!」 数で勝るアルビオン軍をタルブ草原で討ち破った王女アンリエッタは『聖女』と崇められ、今やその人気は絶頂である。 民の人気だけに留まらず、タルブ草原での戦いは政治状況を一変させていた。 この戦勝記念パレードが終わり次第、アンリエッタには戴冠式が待っている。母である大后マリアンヌから王冠を受け渡されるのだ。 当然、王になるのだから、ゲルマニアとの婚約は解消である。ゲルマニアはそれを渋々承知した。一国でアルビオンの侵攻軍を破ったトリステインに、強硬な態度が示せるはずもない。 同盟の解消など論外である。アルビオンの脅威に怯えるゲルマニアにとって、トリステインは今やなくてはならぬ強国となっていた。 賑々しい凱旋の一行を、中央広場の片隅で捕虜となったサー・ヘンリー・ボーウッドはぼんやりと見つめていた。彼は炎上したレキシントン号を不時着させるため、最後まで艦に残ったため、トリステインの捕虜となったのだった。 捕虜といっても、杖を取り上げられるだけで、縛られているわけではない。見張りこそ置かれているものの、ボーウッドを含めた貴族の捕虜たちは、広場の片隅で思い思いに突っ立っている。 貴族は捕虜となる際に捕虜宣誓を行う。その誓いを破ることは貴族として最大級の汚名であるとされ、名誉を重んじる貴族たちにとって、それを破ることは死んだも同然なのだ。 「見ろよ、ホレイショ。僕たちを負かした『聖女』のお通りだぜ」 ホレイショと呼ばれた貴族は太った身体を揺らしながら答えた。 「ふむ……、女王の即位はハルケギニアでは前例が無い。それに戦争はまだ継続中だ。大丈夫なのかね。あの年若い女王は」 「ホレイショ、君は歴史を勉強すべきだよ。かつてガリアで一例、トリステインでは二例、女王の即位があったはずだ」 ホレイショは照れ隠しに頭をかいた。 「ふむ、歴史か。してみると、我々はあの『聖女』アンリエッタの輝かしき歴史の一ページを飾るに過ぎない、リボンの一つというべきかな? 我々の艦隊を殲滅したあの光! 驚いたね」 ボーウッドは頷いた。 「奇跡の光だね。まったく……。あんな魔法は見たことも聞いたことも無い。いやはや、我が『祖国』は恐ろしい敵を相手にしたものだ」 呟きつつも、考える。あの光、そしてレキシントンに乗り込んできた謎の竜騎兵は、本当にトリステインが使用したのだろうか。 ボーウッドは捕虜として捕まった後、トリステイン側にその二つについて根掘り葉掘り聞かれていた。ボーウッドはありのままに話したが、トリステイン側が意図的に使ったなら質問されることもないはずだ。 ワルドは竜騎兵に心当たりがあったようだが、彼は行方をくらましていた。もう会うことはないだろう。 ボーウッドは手近に立っていた兵士に部下の安全と処遇を確認した。兵の捕虜は軍役、もしくは強制労働が課されるという。 それだけ確認して兵士に金貨を握らせる。兵士が一杯飲むために立ち去るのを見届けて、ボーウッドは口を開いた。 「もし、この忌々しい戦が終わって、国に帰れたらどうする? ホレイショ」 「もう軍人は廃業するよ。何なら杖を捨てたって構わない。あんな光を見てしまったあとではね」 ボーウッドは大声で笑った。 「気が合うな! 僕も同じ気持ちだよ!」 現王女、そして数時間後には女王となるアンリエッタはパレードの馬車の中でため息をついた。勝利によって自由を掴んだはずの彼女だが、その心は晴れない。 自分を玉座に持ち上げることになった勝利はアンリエッタのものではない。彼女の左の薬指に光る風のルビーの本来の持ち主であるウェールズ、経験豊かな将軍やマザリーニの機知によるものだ。自分はただ率いていたに過ぎない。 憂鬱そうなアンリエッタに、枢機卿マザリーニは口ひげをいじった後、問うた。ちなみに彼はアンリエッタの戴冠以後、相談役に退く予定である。 「ご気分が優れぬようですな。まったくこのマザリーニ、殿下の晴れ晴れとしたお顔をこの馬車の中で拝見したことがございませんわい」 「マザリーニ、私も母のように父の喪に伏し、王座を空位にすることはできないのですか?」 マザリーニは途端に顔をしかめた。 「またわがままを申される! 殿下の戴冠は御母君、臣下一同、そして民が望んだ戴冠ですぞ! 殿下のお体はもう、殿下御自身のものではありませぬ!」 マザリーニが戴冠式の手順の確認を始めた。長い儀式の最後に始祖と神に対して誓約を述べ、大后から王冠を授かるのである。 アンリエッタは心から誓約する気にはとてもなれない。 過去、アンリエッタが心から誓ったのは、ラグドリアンの湖畔で恋人のウェールズとした誓いだけだ。 もう一つあげるならば、アルビオンに赴くルイズの前で行った誓いである。 そんな風に考え始めると、偉大なる勝利も戴冠の華やかさも、アンリエッタの心を明るくはしないのだった。 アンリエッタは手元の報告書に目を落とす。 それを記したのは、捕虜たちの尋問にあたった一衛士で、ゼロ戦に撃墜された竜騎士や、『レキシントン』号の乗組員だった者たちの話が纏めてあった。 その報告書にはタルブ村に突然現れたゴーレムや、竜騎士を全滅させ、『レキシントン』号を襲った竜騎兵の存在が記されている。 ゴーレムの方は詳細は不明。捕虜たちは全くその正体を把握しておらず、タルブの村の人々からも、フードを目深に被ったメイジだった、としか証言を得られなかった。 一方、竜騎兵は敏捷に飛びまわり、竜騎士隊を全滅させた後、『レキシントン』号内で奇妙な魔法を使い、あと少しで船を落とすところだったという。当然、そのような竜騎兵はトリステインには存在しない。 調査の結果、その竜はタルブの村に伝わる『竜の羽衣』と呼ばれるマジックアイテムであることが分かった。それがマジックアイテムではなく、未知の飛行機械だったということも判明している。 タルブ村の住人の証言によると、それを引き取ったのはトリステイン魔法学院の生徒らしい。さらに、『レキシントン』号の艦長、ボーウッド他の証言により、『竜の羽衣』を操っていた者の外見特徴なども分かった。 導き出されるのはルイズの使い魔である。リゾットに関して、アンリエッタは努めて感情を殺して判断するように心がけていた。嫌悪が先に立つからだ。 使い魔がいたということは主人もどこかにいたと考えるのが自然で、実際、アルビオン艦隊を薙ぎ払った光が発生する直前、複数人の乗った所属不明の風竜が目撃されている。そしてその一人がルイズらしい、とも。 尋問に当たった衛士はあの光を発生させたのはラ・ヴァリエール嬢か、その周囲の人間ではないか? という仮説を立てていた。だが、衛士は直接の接触を彼女にしてよいものかどうか迷い、報告書はアンリエッタの裁可を待つ形で締められていた。 「あなたなの? ルイズ」 アンリエッタは呟いた。 戦勝パレードに湧くブルドンネ通りから、いくつも路地を入った裏通り、そこは社会からはじき出されたような連中の吹き溜まりだった。 狭い通りにはいつもは怪しげな露天商や盗品売り、ゴロツキ同然の傭兵が溜まる酒場などが立ち並ぶのだが、今日に限ってはパレードの警備を警戒して、人通りが多くない。 その閑散とした通りを、フーケは歩いていく。普通、フーケのような美女がこの通りを歩いていたらただではすまないのだが、杖を持つメイジとなれば話は別だ。 フーケもまたこの通りに慣れているようで、迷いのない足取りで一軒の建物の戸を開いた。 「……どちらさんだい?」 「私だよ。婆さん」 奥から聞こえたしわがれた声に答えながら、フーケは暗く、埃の臭いが店内を進んでいく。 店内は素人では何を使うか分からないような薬品や器具、鉱物などが陳列されている。見るものが見ればそれらが秘薬の材料だと理解できただろう。 ここは秘薬屋だった。といっても表通りに看板が出ているわけではない。いわゆる非合法の闇店舗というわけだ。もちろん、ご禁制の品々も扱っている。 「おや、フーケかい」 フーケの前に、ローブをまとった老人が姿を現した。腰が曲がっており、杖を突いている。この店の店主である。 「また何か盗んできたのかい?」 「婆さん、私はもう盗賊からは足を洗ったって言っただろ? ちょっとご機嫌を伺いにきただけだよ」 「おおっと、そうじゃったそうじゃった。惚れた男のために足を洗ったんじゃったな」 ひひひ、と笑いながら老婆がからかいを口にする。フーケは顔をしかめた。 「別に男のためじゃないさ。盗まなくても金が手に入るようになっただけでね」 否定の言葉を口にしつつ、フーケは自分の頬が紅潮しているのを感じた。それを自覚したことに余計に照れてしまう。 それをみて、また老婆がひひひ、と笑った。ほとんど皺と垂れ下がった眉毛に隠れているのに、目は見えているらしい。 フーケはこの老婆にどうも頭が上がらなかった。フーケ同様、貴族の身分を剥奪された者の先輩だと言うこともあるかもしれない。 メイジとしての格がフーケよりも一段階上だということもあるかもしれない。この年老いた老婆には戦う身体能力は無いだろうが、それでも秘薬を作らせればまだ天下一品だった。 フーケはため息をついて、話題を変えるべく店内を見回した。 「景気はどうだい?」 「かなりいいのぅ。何しろ最近、大きい仕事があったから」 「へぇ、誰から……って聞くのは野暮か」 「そういうことじゃな。わしの人生最後の大仕事と思って、やらせてもらったがの」 『人生最後』、という言葉に引っかかってフーケは怪訝な顔をした。 「婆さん、どこか悪いのかい?」 「いや、最近、この辺も物騒じゃてな…。……おお、そうじゃ。フーケよ、お主に餞別をやろう」 名案を思いついたように呟くと、老婆は足元にある棚の鍵を開けた。フーケはその厳重な棚にこの店でも最高価の薬品がしまわれていると知っている。が、でてきたものを見て眉をひそめた。 「何だい、私が売った惚れ薬じゃないか。そんなもん貰ってもねえ……」 「いらんのかい?」 「……いや、そんなもので相手を落としてもね。第一、相手が素直に飲んでくれるわけ無いじゃないか」 「その割には間があったのぅ。それに、わしは別に誰かに飲ませろなんていった覚えは無いがね。また売ったっていいわけじゃから」 「う……」 やられた、という顔をするフーケを見て、老婆はにたりと笑い、言葉を続ける。 「まあ、そこまで自分に夢中にさせるのがためらいがあるなら、香みたいに吸わせても若干弱いが効果はでるぞ」 「嗅がせるのかい? でもそれじゃ、自分まで影響がでるじゃないか」 何だかんだいって興味があるのか、フーケは詳しい話を聞いている。 「至近距離じゃなけりゃ大丈夫…心配なら予め解毒剤を飲んでおけばいい話じゃ。お主が欲しいなら解毒剤もつけるが……どうじゃ?」 フーケの心は揺れた。うまくやれば相手に悟られずに仕掛けられるかもしれない。あの堅物というか鉄面皮を落とすにはそれこそあらゆる努力が必要だろう。 「……本当に、ただでくれるのかい?」 「ああ、ただ。わしとお前の間柄じゃしな」 フーケは心を決め、次の言葉を言った。 「でも断る」 「なんと!?」 驚く老婆に、フーケは髪をいじりながら言葉を続ける。 「あのね、婆さん。私にだってプライドがあるのよ。そんなものに頼るのは自分自身に魅力がないと断言するようなものじゃないか。 それに、私は別にあいつに尽くしてもらいたいわけじゃないからね」 「要するに自分で飲んで素直な気持ちで相手に尽くす、と?」 フーケは頭を痛くなってきた。少しだけ老婆をにらむ。 「何でそうなるんだい。いいかい? 私は雇われちゃいるが、本質的にはあいつと対等でいたいんだよ。薬の力なんか使ったら、そのときは良くても後で対等になれないじゃないか」 それから横を向いて、もしもあいつが弱ってたら助けるけど、と付け加える。老婆は感心したように息をついた。 「なるほどのぅ……。まあ、お主がそう思うならこの話はなしにしておこうかのぅ」 「そうしてくれて構わないよ」 そこでフーケは店にある時計を見た。 「それじゃ、私はもう行くよ」 「おや、デートかの? 妙に声が弾んでおるが」 「はは、そんなんじゃないよ。ちょっと雇い主の仲間と顔合わせするだけさ」 笑ってフーケは店を出て、魔法学院を目指して移動する。それが老婆とフーケの最後の出会いだった。 さて、一方、魔法学院では戦勝に湧く城下町とは対象的に、いつもと変わらぬ日常が続いていた。 戦争といっても学び舎である学院には一応、関わりのない事件であるし、学院長のオスマンが大騒ぎすることを嫌ったからでもある。 そもそもハルケギニアは始終どこかが小競り合いを行っており、始まれば騒ぐものの、戦況が落ち着けばいつものごとくである。 ルイズたちが戦場に行ったことは彼女たちに怪我もなかったこともあり、コルベールは秘密にしていた。 リゾットが怪我をして帰ってきたことでギーシュなどは気づいたようだが、見舞いには来たものの、特に騒ぎ立てず、平穏な暮らしに戻ることが出来た。 そんな平穏な魔法学院の夜、人も少なくなった寮塔の廊下を、一つの人影が人目を忍ぶように歩いていく。 人影はローブを着込み、フードを目深に被っており、その人相は知れないが、その裾から時折のぞく白く、細い指はどうやら女のようだった。 女は音もなくある部屋の前に来ると、扉を一定のリズムにしたがって叩く。開いた扉から中へ入り、フーケはフードを取った。 「まったく、お尋ね者は辛いね。魔法学院に来るのにも一苦労だよ」 やれやれ、といった感じでフーケはため息をつくが、扉を開けたリゾットはあくまで冷静に返す。 「お前の前科は本物だからな……仕方ない。それより、もう傷はいいのか?」 「タルブの村で匿ってもらったお陰でゆっくり出来たから、それは心配しなくていいよ。治療費は高くついたけど、あんたに出してもらったしね」 「そうか…」 「そうそう、それと、さっき見たとき、ミスタ・コルベールが広場でゼロ戦をバラバラにしてたようだけど、いいのかい?」 「ああ。先生に構造の研究がてら、整備をお願いしてるところだからな」 「ちょっと、いつまで話し込んでるのよ……」 不機嫌そうな声が二人の間に割って入った。ルイズだ。 「おっと、そうだね。お待たせしちゃ悪い」 フーケは一つ咳払いをすると、柔らかな微笑を浮かべた。 「お待たせしました。皆様、そろっていらっしゃるようですので、始めましょうか」 「いきなり、ミス・ロングビルにならないで!」 いらいらとルイズは叫ぶ。 一応、リゾットから事情を聞いて納得はしたもの(『納得』までにかなりの時間を要したことは書くまでもない)の、ルイズはフーケを好きになれなかった。 殺されかけたということもあるが、それ以上に、リゾットと親しげなのが気に食わない。要するに、ルイズはフーケに嫉妬しているのだ。 そんな思いを見透かすように、キュルケがルイズをたしなめた。 「嫉妬はみっともないわよ、ルイズ」 「し、ししし嫉妬って何よ!? 誰が嫉妬してるのよ!?」 怒りと照れで顔が真っ赤になるルイズに、キュルケは指を突きつけた。 「貴方よ、貴方。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 「嫉妬なんかしてないわ! 私は使い魔が盗賊といちゃいちゃしてるのが気に入らないだけで」 「それを嫉妬って言うのよ、ルイズ」 「違うもん! 色ボケのあんたと一緒にしないで!」 「何ですって!?」 言い合いを始めた二人を見て、フーケがクスクスと笑い出す。 「あんた達、仲良いねえ」 「「どこが!?」」 同時に同じ返事をした二人は顔を見合わせ、フーケは再び笑い始めた。傍観していたリゾットが呆れて口を出す。 「……そろそろ始めよう。この調子だと夜が明ける」 「同感」 本をめくるタバサにまで言われ、ルイズもキュルケもとりあえず矛を収める。タバサが本を閉じ、全員の視線が集まったところで、リゾットが口火を切った。 「それじゃあ、スタンドについて詳しく説明する」 まずはスタンドの基本的な能力である、一人一体の生命の像を持つ、スタンドと本体のどちらかが傷つけば一方も傷つく、像はスタンド使い以外には見えない、といったことを説明する。 そして次にリゾット自身のスタンド『メタリカ』の能力について話し始めた。 リゾットの手の中で、空中から粒子が集まるようにしてナイフが作られていく。 「これが俺のスタンド『メタリカ』だ。能力は磁力による鉄分の操作」 「ねえ、リゾット、鉄分って何? それに磁力を操るって…どうやって?」 ルイズが質問を挟んできた。一緒に聞いていた一同もイマイチ要領を得ない顔をしている。 ハルケギニアでも磁力という概念はあるものの、その特性に関してはほとんど未知の領域らしい。 「鉄分は…目に見えないくらい小さな鉄の粒だ。それがいろんな物にくっついてると思えば大体間違いない。土にも湧き水にも空気中に含まれる僅かな土埃にも人体にも含まれている」 「人間の身体にも?」 ルイズは自分の手をしげしげと見た。その中に鉄が含まれてるとは信じられないらしい。 「人体では血液に多く含まれている。血の味が錆びた鉄のような味なのは鉄が含まれているからだ。俺のスタンドはそれらの鉄分を自在に操り、増やして固めることで鉄を作ることができる」 「『錬金』の魔法みたいなもの?」 キュルケが分かりやすいように自分たちの既知の手段に置き換えて言う。 「それに近い。それだけなら汎用性の無い『錬金』だが、そこでもう一つ、磁力が関わってくる。 磁力というのは……そうだな。鉄同士を引き寄せたり弾いたりする、見えない力だと思えば大体間違いない。これを自在に操ることで、俺は金属を飛ばしたり引き寄せたりすることができる」 ナイフを宙に浮かべつつ、リゾットが簡単に解説する。 「俺の能力は以上だが、スタンド使いはそれぞれ固有の能力を持っている。幻覚を見せる、炎を操る、未来を予知する、などなどだな。 凄いのになると時間を止めたりするスタンド使いもいる。どんな能力であれ、基本的にスタンドは一人一能力だ」 例外はいつでもいるのだが、とリゾットは付け加える。現にリゾットが地球で最後に戦ったボスは、予知に加えてさらに何かの能力を持っていた。 「一つしかないんじゃ、不便だと思うんだけど、そうでもないのよね?」 「そうだな。これは地球での俺の仲間がよく言っていたことだが、どんなくだらない能力も頭の使いようだ。たった一つの能力でも発想一つで様々に変わる」 リゾットのメタリカとて、最初から様々なことが出来たわけではない。最初は使いにくいかったが、時間をかけて試行錯誤し、技を磨いてきたのだ。 そういう意味で、ホルマジオの苦労は身にしみて分かっている部分がある。 「…『治す』スタンド使いはいるの?」 今まで黙っていたタバサが急に口を開いた。 「いや、俺は知らない。だが、そういうのがいても不思議じゃないな」 「そう……」 母を救うことができるスタンド使いもいるかもしれない、という希望がタバサにはあった。異世界を行き来する目処は立っていないので、単なる可能性の一つ、程度で考えているが。 「この世界にスタンド使いはどれくらいいると思う?」 「予想もつかないが、この数ヶ月で二人に出会った。他にいるなら、また出会うことになるだろうな」 「あら? どうして?」 キュルケが不思議そうな顔をする。経験則からの仮説になるが、と前置きしてリゾットは説明を続けた。 「『スタンド使いは惹かれあう』という法則があるからな……。俺たちスタンド使いは、必ずどこかで出会う。それこそ、磁石みたいに引き合うんだ」 「ふ~ん……。しかし、みずくせえや、相棒。もっと早く話してくれりゃあ良かったのに」 不平をもらすデルフリンガーに、フーケも思い当たる点があった。 「そういえば、前に私が聞いてときも答えてくれなかったね。どういう心境の変化だい?」 「魔法と違って、汎用性がないスタンドは、自分の手の内を知られることは弱点を知られることに繋がる。だから、信頼した相手にしか明かせない」 それを聞いてルイズが不満そうに漏らした。 「ふん。もっと早く教えなさいよね。私はあんたのご主人様なんだから信頼して当然でしょ?」 「お前は気分屋だからな……」 「何よ、それ…」 ルイズはむすっとして横を向いた。秘密を明かしてくれたこと自体は嬉しいのだが、キュルケやフーケと一緒というのが気に食わないのだ。 進歩のないルイズを見てリゾットは内心、ため息をついた。こういう気難しいところがリゾットに話すのをためらわせたのだ。 「私が言うことじゃないかもしれないけど……ダーリン、フーケにまで明かしてよかったの? 一度は私たちを騙した女よ?」 キュルケはそんなことを言ってしまう。キュルケとて、嫉妬を感じないわけではないのだ。あまり表に出さないだけで。 だが指摘された当のフーケはニヤニヤしている。からかう気満点だ。 「まあ、確かに。私は金次第で転ぶかもしれないけどね」 「お前はそんな裏切りはしない。そのくらいの節度はある」 あっさり即答され、フーケは下を向いた。ぼそぼそと呟く。 「…………まったく、面白くない男だね…」 それから顔を上げた。辺りさわりのない話題に変えてみる。 「あー、と……その……そういえば、だ。今回、シエスタには教えないんだね。ちょっと意外だよ」 「彼女は戦うわけじゃないからな……。スタンド使いの存在と危険性は教えてある。それで十分だろう。むしろ詳しく知ると却って危険な可能性もある」 「じゃあ、ギーシュは?」 「あいつは……人間的に信頼はできても、口が軽いからな……。酔っ払った拍子とかで喋りそうだ…」 ああ、とキュルケは納得する。キュルケもギーシュと飲んだことがあるが、ギーシュは酒に酔うと羽目を外すタイプなのだ。 酔っ払ったところに美女が言い寄れば、簡単に口を割る可能性はある。酔ってなくてもモンモランシー辺りに乗せられれば簡単に話しそうだ。 「他には?」 タバサが続きを促す。 「後は……スタンドには射程距離というものがある。スタンドの像やその能力が有効な距離だな。 スタンドによって数メイルから数リーグまで幅広いが、本体からの距離が近いほうがパワーが強い。どのくらいの射程かはスタンド像と本体の動きで大体わかる。 近距離型は本体が姿を見せて挑まざるを得ない。つまり近づいてくるスタンド使いは大体、近距離型だ。パワーがあるから近づかれずに戦うようにすることが必要だ。 中距離型、つまり距離が10メイルから100メイル前後の場合は本体が付かず離れずの距離を保って攻撃を仕掛けてくる。俺のメタリカもこのタイプだが、像での攻撃より、能力を使ってくることが多い。 遠距離型は別名遠隔操作型。かなり遠くまでスタンド像を動かせるから、本体は姿を見せないのが一般的だ。ただ、パワーは大抵の場合、弱い。 例外として自動追跡型というのがいる。これは本体から遠く離れていても強いパワーを持っているが、特定条件に当てはまる者に近づいて攻撃、といった単純な行動しか出来ない。このタイプは像が傷ついても本体に影響がないことが多い」 「それなんだけど、スタンドってのは、本当にスタンド使い以外には見えないのかい? 遠隔操作型や自動追跡型に狙われたらほとんど対処できないんだけど」 フーケの危惧はもっともだ。遠隔操作型でも大体は、人間一人を始末するくらいの能力はある。 「……スタンド使いでなくても、才能がある人間なら見える場合もある。同じ精神力を使うメイジが該当するかどうかだな。スタンドは幽霊と同じだ。見える奴は見えるし、見えない奴は見えない……」 その瞬間、タバサの体がぴくりとゆれた。 「? どうした?」 「……何でもない」 「? そうか……」 まさかタバサが幽霊が苦手とは思わないので、リゾットは気にせず、自分のスタンドを身体の外に出す。 「今、俺のスタンドをここに出した。よく見てみろ」 全員の視線がリゾットの指先に集まる。 「何もないじゃない」 「見えないわね」 「見えないねえ……」 「………何かコツは?」 「『感覚の目』だ……。光の反射を捉えるのではなく、もっと本質的なものを捉える。言葉で言えばそういうことになる。そういうつもりで見ろ」 スタンドの中には同じスタンド使いでも気付きにくいタイプもいる。そういうスタンドを見る時のつもりでリゾットはアドバイスをした。 「気のせいっていえば気のせいのような感じだけど……」 「そういわれると…何かいるような気もするわね……」 「う~ん……像としては見えないねえ……」 「………」 どうやら『何かいる』程度には感じるものの、はっきりと像としてみたり、声を聞いたりはできないようだ。 スタンドの外見から能力をつかめるケースもあるので不利といえば不利だが、まったく感知できないよりはマシだろう。 「大体そんなところだな……。万が一スタンド使いと戦うことがあったら、パニックを起こさないことだ。一見異常な攻撃でも、何かの法則に基づいて攻撃しているはずだ。それを見極めろ」 ルイズがメタリカから顔を上げて、リゾットに視線を向けた。 「ねえ、リゾット。さっきから戦うことを前提にして話しているけど、スタンド使いってそんなに凶暴なの?」 「そういや、確かにそうだな。今まであった二人も好戦的だったし、その辺、どうなんだ、相棒?」 ルイズとデルフリンガーがそういうのも無理はない。リゾットは主にタバサに向けて話したため、どうしても戦闘が前提になってしまったのだ。 「……絶対とはいえないが、スタンド使いにはどこか社会から外れた人間が多い。何だかんだ言って自分の能力に自信を持っている連中ばかりだからな……」 実際、スタンドに目覚めた者で犯罪に一切手を出さないでいる人間というのは稀だ。 特に貧しい生まれで生まれながらのスタンド使いの場合、親も周囲も警察も恐れず、どんどん犯罪に手を出した挙句、ギャングやもっと性質の悪い組織の一員になるといったケースは珍しくない。 「まあ、貴族社会から追放されたメイジが傭兵や犯罪者になるみたいなものか」 自身を省みて、色々思うところがあるのか、フーケが少し遠い目で呟く。その目でキュルケは以前の疑問を思い出した。 「そういえば、前にも聞こうと思ったけど、貴方って何をして貴族から追放されたの?」 「ちょっと、キュルケ……」 ルイズが止めようとするが、キュルケは好奇心を抑えられない。 「別にいいじゃない。無理に話せとは言ってないし」 そういいつつ、好奇心に目を輝かせているキュルケに、フーケは呆れた。黙秘しようとも思ったが、考え直す。 「ん~……まあ、確かに一応、仲間になったことだしね。少しは教えてもいいか。王家に『あるもの』を差し出さなかったせいさ」 「『ある物』って? それに、王家ってどこの王家?」 「そいつは言えないね。……まあ、リゾットになら条件次第でもっと詳しく話してやってもいいよ」 途端にルイズがむっとする。 「何であのイカ墨に教えてそのご主人様には教えられないのよ」 「そりゃ、リゾットは私の直接の雇い主だからね。その主人様のあんたにゃ、別に雇ってもらった覚えもないし」 ルイズは悔しさのあまり、う~、と唸り始めた。タバサはそんなフーケとルイズを無表情にじっと見ている。 「フーケ……。俺をあまりルイズをからかうダシにするな……」 リゾットが口を挟むと、フーケは苦笑してリゾットに向き直った。 「別に、ダシにしてるわけじゃないよ。で、どうだい? あんたの過去を話してくれるなら、私も私の過去を話すけど、興味ない?」 口調は茶化しているが、目は真剣だった。しかし、リゾットは首を振る。 「……いや、遠慮しておこう」 リゾットとて、ある程度話しても構わないとは思うのだが、それを交換条件などの材料にはしたくなかった。お互い、教えたいなら話せばいいし、知りたいなら訊けばいいのだ。 「そうかい……。ま、仕方ないね」 フーケは落胆を隠して明るくいった。 「ふん、ご主人様にだって話さないのに、アンタになんか話すわけないでしょ!」 何故かルイズが勝ち誇って言う。実際には勝ってはいないのだが。 そんなルイズとフーケを見て、キュルケが微笑んだ。 「ダーリンを思うのって、大変ね。ライバル多くって」 「? 普通、そこは笑わねーと思うんだけど……」 不思議そうにデルフリンガーが呟く。キュルケは前髪をかきあげながら、妖艶に笑った。 「あら? だって好きな男が他人からも好かれてるなんて素敵じゃない? むしろ誇らしいし、燃えるわ」 「お、おでれーた…。すげープラス思考……」 デルフリンガーが感心していると、途端にルイズが噛み付いた。 「ちょっとキュルケ! 私はこんなイカ墨、好きじゃないわよ! 変な想像しないで!」 「あら、そうなの?」 「そうよ! ……まあ、それなりによく仕えてくれてるから、決して嫌いではないけど……」 「何だかねえ……」 フーケはこの日、何度目かになる苦笑をもらした。そこで自分の目的を思い出す。 「ところでリゾット、ついでにルイズ。話しておきたいことがあるんだけど……いいかい?」 「何だ?」 「ついでにってのがひっかかるけど……何よ?」 改まったフーケに、リゾットとルイズだけでなく、キュルケも注目する。タバサは本を読み始めた。 「タルブの村にかくまわれてる間、王宮から来たらしい連中を何度かみたよ。多分、あの竜の羽衣の出所を探ってたんじゃないか?」 「姫様かしら……」 「多分ね。あの様子だとあんたたちに辿り着くのもそんなに時間はかからないんじゃないかな。 あの『奇跡の光』のこと……詳しくは聞かないけど、誤魔化したいなら何か考えておいた方がいいよ」 フーケの言っている『奇跡の光』とはもちろん、ルイズが放ったあの『爆発』の魔法だ。それを間近で見ていたキュルケが心配げにルイズをみつめる。 「ねえ、ルイズ……。あの魔法って……?」 「ん、ごめん……。まだ、自信がないの。はっきりするまで、もう少し時間をちょうだい」 キュルケは息をついた。 「ふぅ……。まあ、いいわ。でも、あんまり溜め込まないで。せめてダーリンには相談しなさいよ」 「うん、ありがとう、キュルケ…」 何だ、素直になれるじゃないか、とフーケは妙な驚きをしてルイズを見ていたが、やがて席を立つ。 「さて、じゃあ、私はそろそろ帰るよ。連絡したいときは例の方法で」 「ああ……」 「あっと……そうそう、シエスタだけど………。まあ、これは私が言うことじゃないか」 「?」 「ま、女ってのは強いようでいて弱いものさ。弱いようで強いものでもあるがね。その辺、あんたは覚えておきなよ?」 意味深に笑って、フーケは部屋から出て行った。 「夜も遅いし、私たちも帰りましょうか、タバサ?」 タバサは頷く。二人は連れ立って廊下に出た。 自室の前で、キュルケはタバサを振り返った。 「さっきもちょっと話題に出たけど、ダーリンって元の世界で何をしてたのかしら。タバサ、知ってる?」 「……どうして私に?」 「いや、何かタバサって、ダーリンから特別に思われてるようなところがあるから」 「そう?」 タバサは2、3回瞬きを繰り返した。それから付け加える。 「彼は彼なりに私たちを信頼している。その証拠にスタンド能力についても教えてくれた。私はそれで十分」 タバサだって過去のことはどうしても知られたくないわけではないが、積極的には話したくはない。リゾットも似たようなものなのだろう、と思っていた。 「そうね……。どうしても知りたくなったら訊いてみましょうか。お休み、タバサ」 タバサは頷いて、キュルケが部屋に入るのを見届けると、自分も部屋に戻る。DIOの館以来、時折感じる奇妙な感覚に襲われながら。 ワルドがアルビオンのロンディニウムに帰還すると、早速、皇帝クロムウェルに呼び出された。 久しぶりに見るクロムウェルは、相変わらずシェフィールドを従え、いつもと変わらぬ笑みを浮かべていた。あれだけの敗戦の後にこんな笑みを浮かべられるというのは、大物なのか、馬鹿なのか、どちらか判断が付きかねた。 「トリステイン侵攻に失敗いたしました。申し訳ございません」 「おお、子爵。そのようなことは気にせずとも良い。君が今回の失敗の原因ではないのだからな。いや、君だけではない。誰の責任でもない。 あえて言えば、あのような未知の魔法の使用を予見できなかった我ら指導部にこそ、罪はある。だから、そのようにかしこまらずともよい」 クロムウェルはワルドに手を差し出した。ワルドはそこに口をつける。 「は、閣下の慈悲のお心に感謝いたします」 そういいつつ、今のワルドの心は晴れ晴れとしていた。ガンダールヴとの二度目の戦いを制し、恐怖を乗り越えたことで、ワルドは自分が成長した実感を得ていたのだ。 しかし、あのときの光は気になった。クロムウェルが言うには『虚無』は命を操るという。ならばあの光は一体なんだというのか。 「あの未知の魔法の光は『虚無』なのでございましょうか? あの光は四系統とは相容れませぬ。しかし、閣下の仰る『虚無』とも相容れませぬ」 「余とて、『虚無』の全てを理解しているとは言い切れぬ。『虚無』には謎が多すぎるのだ。歴史の闇に包まれておるからな」 「歴史。そう、余は歴史に深い興味を抱いておる。たまに書を紐解くのだ。始祖の盾、と呼ばれた聖者エイジスの伝記の一章に、次のような言葉がある。数少ない『虚無』に関する記述だ」 クロムウェルは詩を吟じるような口調で、次の言葉を口にした。 「 始祖は太陽を作り出し、あまねく地を照らし出した ……。まるであの未知の光だ。しかし謎が謎のままでは、気分がわるい。目覚めも悪い。そうだな、子爵」 「仰るとおりです」 「トリステイン軍はアンリエッタ自らが率いていたという。ひょっとするとあの姫君は『始祖の祈祷書』を用い、王室に眠る秘密をかぎ当てたのかも知れぬ」 「王室に眠りし秘密とは?」 「アルビオン、トリステイン、ガリア、それぞれの王家は元々一つ。そしてそのそれぞれに始祖の秘密が分けられた。そうだな? ミス・シェフィールド」 クロムウェルが傍らの女性を促した。 「閣下の仰るとおりですわ。アルビオン王家に残された秘法は二つ。『風のルビー』は行方知れずに、もう一つは調査が済んでおりません」 ワルドはシェフィールドを見た。深いローブで顔を隠しているが、表情は伺えない。魔力は感じないが、博識さといい、何か特殊な能力なり技能を持っているのだろう。 「今やアンリエッタは、『聖女』とあがめられ、なんと女王に即位するとか。彼女を手に入れれば、国も、王家の秘密も手に入ろうな……」 クロムウェルは笑みを浮かべた。 「ウェールズ君」 廊下から、クロムウェルによって蘇ったウェールズが、部屋に入ってきた。 「余は君の恋人……、『聖女』どのに戴冠のお祝いを言上したいと思う。我がロンディニウムの城までお越し願ってな。なに、道中、退屈だろうが、君がいれば退屈も紛れるだろう」 ウェールズは抑揚のない声で、 「かしこまりました」とだけ呟いた。 「では、子爵。ゆっくりと休養を取りたまえ。『聖女』をこのウェールズ君の手引きで無事晩餐会に招待する事ができたら、君にも出席願おう」 ワルドは頭を下げた。死人に仕事を取られるのは業腹だったが、ここはクロムウェルの手並みをみることにした。 リゾットのことをワルドは報告していない。あくまで決着は自分でつけるつもりなのだ。ウェールズ相手に倒されるなら、それも仕方ない、とは思いつつ、ワルドは退室した。 ワルドが退出した後、シェフィールドも自室に下がった。扉を閉め、周囲を見渡す。誰もいないことを確認し、椅子に腰掛けると、急に部屋の隅から声がした。 「ウェールズの同伴にスタンド使いをつけなくていいのか? ミス・シェフィールド」 先ほどまで誰もいなかったはずの部屋の中に、いつの間にか男がいた。その男を認めると、シェフィールドが不機嫌そうに鼻を鳴らした。 「ふん、お前か……。ノックくらいはしたらどう?」 「したさ。お前が気付かなかっただけだろう?」 男は平然と答える。その言葉にはどこかシェフィールドを嘲るような調子があった。 「口の利き方に気をつけるんだね。戻されたいの?」 「これは失礼を。だが、私を戻すと貴方様も困るのでは?」 シェフィールドは舌打ちした。この男、拾った当初は従順だったが、日が経つにつれ、次第に傲慢な本性をあらわし始めた。 だが、スタンド使いを束ねるのはスタンド使いでなければ勤まらない。この男ほど強力なスタンド使いは今のところ、いなかった。 「……スタンド使いね。一人でいいわ。今のところ、トリステインにスタンド使いは確認されていないからね」 「了解した。そうそう………事後承諾になるが、使えぬスタンド使いを1名、野に放った。害にならないところにな。トリステイン側にスタンド使いがいるなら、つぶしあってくれるだろう」 シェフィールドは男をにらみつけた。 「勝手な真似を!」 「そうかね? 陛下はお気になさらないと思うが。それに、アレは置いておくと、悪戯に被害が増える……」 その言葉でシェフィールドはピンと来た。 「分かったわ……。陛下には私から申し上げておく。これからは事前に報告を上げなさい、いいわね」 「仰せのままに。ミス・シェフィールド」 一礼すると、男は再び姿を消した。 その後、案の定、王宮からの使いがやってきて、ルイズはアンリエッタの元へと召しだされた。 謁見の間に通されたルイズは恭しく頭を下げた。 「ルイズ、ああ、ルイズ!」 アンリエッタは駆け寄り、ルイズを抱きしめた。頭をあげず、ルイズは呟いた。 「姫様…、いえ、もう陛下とお呼びせねばいけませんね」 「そのような他人行儀を申したら、承知しませんよ。ルイズ・フランソワーズ。貴方はわたくしから、最愛のお友達を取り上げてしまうつもりなの?」 「ならばいつものように、姫様とお呼びいたしますわ」 「そうしてちょうだい。ああルイズ、女王になんてなるんじゃなかったわ。退屈は二倍、窮屈は三倍、そして気苦労は十倍よ」 アンリエッタはつまらなそうに呟いた。気を使う客ばかりでうんざりしていたのだ。 (リゾットが聞いたら怒るでしょうね) アンリエッタの台詞に心の中で苦笑しつつ、友人の愚痴を受け止める。 わざわざ授業のある平日に自分を呼び寄せた理由はなんだろう。やはり『虚無』のことだろうか? 一応、リゾットと相談して、あの『虚無』と思しき魔法のことはリゾットがガンダールヴであることと同様、秘密にする予定ではあるが、アンリエッタがどこまで調べているか分からない。 何より、ルイズはアンリエッタに嘘をつきたくなかった。最近になるまで、アンリエッタはルイズのただ一人の友人だったからだ。 ルイズは次の言葉を待った。だがアンリエッタは自分の目を覗き込んだまま、話さない。仕方なくルイズは今回の戦の勝利の祝いをのべはじめた。 「あの勝利は貴女のおかげだものね、ルイズ」 ルイズははっとしてとぼけようとしたが、アンリエッタは微笑んで、ルイズに羊皮紙の報告書を手渡した。それを読んだ後、ルイズはため息をついた。隠し通せないと悟ったのだ。 「ここまでお調べなんですか」 「あれだけ派手な戦果をあげておいて、隠し通せるわけがないじゃないの」 「今まで隠していたこと、お許しください」 「いいのよ。でも、わたくしにまで隠し事はしなくても結構よ、ルイズ」 アンリエッタはふぅ、とため息をついた。 「多大な……、本当に大きな戦果ですわ。ルイズ・フランソワーズ。貴方と、その使い魔が成し遂げた戦果は、このトリステインはおろか、ハルケギニアの歴史の中でも類をみないほどのものです。 本来なら、ルイズ、貴方には領地どころか小国を与え、大公の位を与えてもいいくらい。そして使い魔にも特例で爵位を授けることくらいできましょう」 「わ、私は何も……、手柄を立てたのは使い魔で……」 ルイズはぼそぼそといいにくそうに呟いた。 「あの光は、貴方なのでしょう? ルイズ。城下では奇跡の光だ、などと噂されておりますが、わたくしは奇跡など信じませぬ。あの光が膨れあがった場所に、貴方たちが乗った風竜は飛んでいた。あれは貴方なのでしょ?」 ルイズはアンリエッタに見つめられ、それ以上隠し通すことができなくなった。 こうなったら仕方ない。リゾットには口止めされていたが、ルイズは「実は…」と切り出すと、始祖の祈祷書のことを語り始めた。 「始祖の祈祷書には、『虚無』の系統と書かれておりました。姫様、それは本当なのでしょうか?」 アンリエッタは目を瞑った後、ルイズの肩に手をおいた。 「ご存知、ルイズ? 始祖ブリミルは、その三人の子に王家を作らせ、それぞれに指輪と秘宝を遺したのです。トリステインに伝わるのが貴方の嵌めている『水のルビー』と始祖の祈祷書」 「ええ…」 「王家の間では、始祖の力を受け継ぐ者は王家にあらわれると言い伝えられてきました」 「私は王族ではありませんわ」 「ルイズ、何をおっしゃるの。ラ・ヴァリエール公爵家の祖は、王の庶子。なればこその、公爵家なのではありませんか」 ルイズははっとした顔になった。 「あなたも、このトリステイン王家の血をひいているのですよ。資格は十分にあるのです。それに、貴方の使い魔は『ガンダールヴ』なのでしょう?」 ルイズは頷く。オールド・オスマンやワルド、それにデルフリンガーもそのようなことを言っていた。 「では……、間違いなく私は『虚無』の担い手なのですか?」 「そう考えるのが、正しいようね」 ルイズはため息をついた。それを見ながら、アンリエッタは言葉を続ける。 「これで貴方に、勲章や恩賞を授けることができなくなった理由はわかるわね? ルイズ」 ルイズはこわばった顔で頷いた。ルイズの『虚無』が本物だった場合、下手をすればトリステインからさえ狙われる、とリゾットは指摘していた。 「だからルイズ、誰にもその力のことは話してはなりません。これはわたくしと、貴方の秘密よ」 それからルイズはしばらく考え込んでいたが……、やおら決心したように、口を開いた。 「おそれながら姫様に、私の『虚無』を捧げたいと思います」 「いえ……、いいのです。貴方はその力のことを一刻も早く忘れなさい。二度と使ってはなりませぬ」 「神は……、姫様をお助けするために、私にこの力を授けたに違いありません!」 しかし、アンリエッタは首を振る。 「母が申しておりました。過ぎたる力は人を狂わせると。『虚無』の協力を手にしたわたくしがそうならぬと、誰が言い切れるでしょうか?」 ルイズは昂然と顔を持ち上げた。自分の使命に気付いたような、そんな顔であった。しかし、その顔はどこか危うい。 リゾットがいればルイズを止めようとしただろう。秘密裏に動く特殊な能力者、などリゾットたち暗殺チームとほとんど同じ立場だからだ。だが、彼女の使い魔は今、別の部屋で待たされている。 「わたしは、姫様と祖国のために、この力と身体を捧げたいと常々考えておりました。そうしつけられ、そう信じて育って参りました。しかしながら、わたしの魔法は常に失敗しておりました。 ご存知のように、ついた二つ名は『ゼロ』。嘲りと侮蔑の中、いつも口惜しさに体を震わせておりました」 ルイズはきっぱりと言い切った。 「しかし、そんな私に神は力を与えてくださいました。私は自分が信じるもののために、この力を使いとう存じます。それでも陛下がいらぬとおっしゃるなら、杖を陛下にお返しせねばなりません」 アンリエッタはルイズのその口上に心打たれた。 「わかったわ、ルイズ。貴方は今でも……、一番の私のおともだち。ラグドリアンの湖畔でも、あなたはわたくしを助けてくれたわね。わたしくの身代わりに、ベッドに入ってくださって……」 「姫様」 ルイズとアンリエッタは、ひし、と抱き合った。完全に二人の世界である。 「これからも、わたしくの力になってくれるというのね、ルイズ」 「当然ですわ、姫様」 「ならば、あの『始祖の祈祷書』はあなたに授けましょう。しかしルイズ、これだけは約束して。決して『虚無』の使い手ということを、口外しませんように。また、みだりに使用してはなりません」 「かしこまりました」 「これから、貴方はわたくし直属の女官ということに致します」 アンリエッタは羽ペンをとると、さらさらと羊皮紙に何かしたためた。それから羽ペンを振ると、書面に花押がついた。 「これをお持ちなさい。わたくしが発行する正式な許可証です。王宮を含む、国内外へのあらゆる場所への通行と、警察権を含む公的機関の使用を認めた許可証です。自由がなければ、仕事もしにくいでしょうから」 ルイズは恭しく礼をすると、その許可証を受け取った。アンリエッタのお墨付きである。ルイズはある意味、女王の権利を行使する許可を与えられたのだった。 「あなたにしか解決できない事件がもちあがったら、必ずや相談いたします。表向きは、これまでどおり魔法学院の生徒として振舞ってちょうだい。まあ、言わずともあなたなら、きっとうまくやってくれるわね」 「はい、きっと!」 ルイズは勢い込んで答えた。 一方その頃、リゾットは特別に用意された部屋で一人、なかなか戻ってこない主人の帰りを待っていた。 リゾットは丸腰だった。デルフリンガーを含む武装の一切は城に入るときに預けている。 「…………」 敵など出ようはずもない状況なのであるが、部屋の中はまるで立会い中のように張り詰めた空気に満たされていた。 原因はリゾットではなく、柱の影から放たれる敵意にある。 「おい……、いい加減に出て来い。そんなに敵意をむき出しにして、隠れるも何もないだろう」 潜んでいた人物が無言で姿を現す。 短く切った金髪の下、青い目が覗く女性だった。本来なら澄み切っているのだろうが、今は敵意に満ちている。所々板金で保護された鎖帷子に身を包み、その腰には杖ではなく剣が下げている。 「何だ、お前は?」 リゾットの問いに答えず、女はつかつかと歩み寄ってきた。じろじろと値踏みするようにリゾットを見る。 その立ち居振る舞いには隙がない。リゾットはこの人物がスタンドを使えばともかく、丸腰で勝てる相手ではないと瞬時に悟った。 (武装は剣だけじゃないな……。銃も携帯している) 「どうやらただの馬の骨ではないようだな。私に気付かないようなら城からたたき出してやろうと思っていたが」 「…………」 女は何かの証明書らしきものを取り出してリゾットに突きつけた。断片的しか読めないが、アルビオンの時に見たアンリエッタの花押が押されている。 「女王陛下の、か?」 リゾットの呟きに、女は頷いた。 「ミス・ヴァリエールの使い魔、リゾットだな? お前に知らせることがある。ついて来い」 言うなり身を翻して部屋を出て行こうとする。女の態度に嘘は見つけられなかったが、リゾットは動かなかった。 「……お前の主人はまだ戻ってこない。さっさとしろ」 「お前の名は? 名前も分からない不審人物についていくつもりはない」 「さっきの証明書に書いてあっただろう?」 「俺はまだ人名は読めない。読み方の法則は習ってないからな」 女は舌打ちした後、名乗った。 「アニエスだ。納得したらついて来い」 頷くと、リゾットはアニエスについていった。
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2012/3/16付でver2.0更新され、非常に多くの要素が追加された。 新技・アイテム・イベント・ルート及び新システム等、数えきれない程の更新が成された為、 暫定的にこのページで追加要素をまとめてみようと思います。 (以下公式スレッドより引用) 「7人目のスタンド使いver2.0」完成しました。 1、ver1.8で報告されたバグの修正をしました。 2、ホテルのランダム会話イベントが増えました。 3、ホテル会話に特定スタンド用のイベントが追加。 4、ダービー戦を選択で回避可能になりました。 5、新技が追加されました。 6、新たなスタンド使いが4人追加されました。 7、潜水艦ルートにも色々追加しました。 8、特殊なアイテムが増えました。 9、デバッグルームが充実しました。 10、パスワードによるプレイヤー同士の対戦機能ができました。 11、仗助ルートが追加されました。 12、日数によってマップ上に出てくる人達が変化するようになりました。 13、日本にもイベント追加しました。 14、一部のキャラのドット絵を新装しました。 15、書き切れない。変更点多すぎて思い出せない。それぐらい増えました。 (引用ここまで) 2012/05/08に2.1に更新され以下の要素が追加された (以下公式スレッドより引用) 1、ver2.0で報告されたバグの修正をしました。 2、いくつか新しいアイテムが増えました。 3、エンディングが2種類増えました。(現在合計18種類) 4、主人公の行動次第で仲間の態度が変化するようになりました。 5、悪い事を続けると一部のイベント内容が変わるようになりました。 6、一部のキャラの画像を書き直しました。 7、男主人公専用のイベントが増えました。 今回の更新で、DIOルートと暗黒面ルートが追加されました。 ルート内では条件次第で何パターンもの分岐があり展開も少し違います。 また、あるアイテムを一定数以上持ってると隠しパターンが発生します。 (引用ここまで) 新技 主人公スタンド スタンド 技名 消費SP 効果 キャラバン 蘇生薬 50 HP50%で再起不能から回復。 ミラクルズ 気配を探る 10 フィールドエンカウントの遭遇率を調整できる。 ソニック・ユース 音波探知機 6 音波で敵を見つけ、味方に居場所を教える。 ディープ・パープル 蜃気楼 20 敵全体に混乱+見落とし+警戒 ファラオ・サンダース 電気マッサージ 20 味方全体を再起不能などから回復する。 カーディガンズ レーザーメス 20 敵単体に強烈な太陽属性のダメージを与える(中)※追加効果で一撃死 クイック・シルバー 集束レーザー 30 敵単体に太陽属性の極大ダメージを与える。 ナパーム・デス カプセル爆弾 15 レベル30で習得。敵単体に最大級のダメージだが成功率が低い。(近) ナパーム・デス 呼気爆破 99 レベル50で習得。敵全体に壊滅的ダメージ。成功率が極めて低い(近) 仲間 キャラ 技名 消費SP 効果 ポルナレフ アーマーチェンジ 10 持続・精神が下がるが、破壊・スピードが上昇。通常攻撃が全体攻撃になる。もう一度使うと元に戻る。戦闘終了後も引き継ぎ。 ポルナレフ 斬鉄剣 20 敵単体に防御無視の無属性ダメージ(近)+一撃死※あるイベントをクリアする事でのみ習得できる。 名称変更 (旧)健康維持→(ver2.0)オペレーション (旧)体調回復→(ver2.0)応急処置 (旧)リップルランチャー→(ver2.0)波紋ランチャー (旧)内部爆破→(ver2.0)インクジェット爆破 新規アイテム 名称 入手場所 効果 ファールカップ カラチ、館2階 警戒と必殺の一撃を少し防ぐ。男性専用。尚、ファールカップとは金的サポーターの事。 バニースーツ カラチ、館2階 バニーガールの服。女性専用。持続力-20、精神力+20、スピード+20。装備する為の条件は「主人公が女」「主人公が一人の時」、低確率で装備できる。装備すると歩行グラフィックが変わり、仲間に話しかけると色々な反応を見せる。人間系(男)との戦闘中にたまに恥ずかしくなって動けなくなる。逆に相手が魅了されて動けなくなる場合もある。買い物した際におまけが貰える事がある。 エイジャの赤石 究極生命体カーズ 内部で光を反射集中させてレーザーを照射する。使用回数無制限。威力は凄まじいが命中率が悪い。 スナイパーライフル 狙撃兵 狙撃銃。装弾数5発。それなりに威力が高く一撃必殺の効果を持つ。 ブービートラップ カイロの露店 低確率だが様々な状態異常を引き起こす(近) 特殊閃光手榴弾 カイロの露店など 高濃度紫外線熱線を放出する特殊グレネード。ゾンビや吸血鬼に必中で大ダメージ。 古びた宝剣 エドフ 翠玉の装飾を施した宝剣。単体に物理ダメージ。所持したまま宿屋に泊まると、ランダムにイベントが発生する。 +... 『古びた宝剣』イベント 4週目以降、「香港でユタを倒し」「港でユタを倒さず」「邪悪度が6以下のとき」「エドフの右上にいるユタを倒す」と貰える。 既に『古びた宝剣』を持っている場合や、『聖ジョージの剣』を持っている場合は出現しない。また23日目以降もユタはいない。 『古びた宝剣』及びその強化アイテムを持っている場合に誰かと一緒に宿屋に泊まると、ランダムでイベントが発生する。邪悪度が10以上なら、確実に発生する。 『古びた宝剣』の強化アイテムは大半の名称が『エメラルドソード』で、説明文が違うだけなので、ここでは仮に(1)(2)等と区別する。 『古びた宝剣』+花京院→『エメラルドソード(1)』(説明文は「スタンドエネルギーを宿した剣。スタンド体も切れる。」) 発動する『斬る』は、説明通りスタンドにもダメージが入るが、強化した方が良い。 『エメラルドソード(1)』+ポルナレフ→『エメラルドソード(2)』(説明文は「スタンドを切れる魔剣。高速で敵全体を薙ぎ払う。」) 『エメラルドソード(2)』に強化して捨てないと、ポルナレフの友好度が1下がる。 発動する『薙ぎ払う』は全体攻撃ではあるが、強化した方が良い。 『エメラルドソード(2)』+アヴドゥル→『エメラルドソード(3)』(説明文は「スタンドを切れる魔剣。刀身に炎を纏っている。」) 発動する『火炎』は、炎属性を持つのでゲフ神戦で有効。何週もした時に、1本この状態でとっておくのも良い。 『エメラルドソード(3)』+ジョセフ→『エメラルドソード(4)』(説明文は「スタンドを切れる魔剣。波紋エネルギーを帯びている。」) 『エメラルドソード(4)』に強化してジョセフに渡すと、30000円手に入る。 発動する『銀色の波紋疾走』は、『秘伝の書~金~』で習得できるのと同じ技。 誰でも波紋技を使えるようになるため、何週もした時に1本この状態でとっておくのも良い。 『エメラルドソード(4)』+花京院→『エメラルドソード(5)』(説明文は「スタンドを切れる魔剣。斬撃を遠距離に飛ばせる。」) 『エメラルドソード(5)』に強化して捨てないと、花京院の友好度が2下がる。 発動する『斬撃波』は、何気に遠距離属性を持っていたりする。 『エメラルドソード(5」)』+承太郎→『エメラルドソード(6)』(説明文は「スタンドを切れる魔剣。パワーが強く暴走している。」) 『エメラルドソード(6)』に強化して捨てないと、承太郎の友好度が2下がる。 発動する『無差別切り』は、命中率が低く使いにくい。 『エメラルドソード(6)』+イギー→『壊れかけた魔剣』(説明文は「スタンドを切れる魔剣。強烈なパワーを秘めている。」) 『壊れかけた魔剣』は5回使用すると無くなってしまう。何気に『神砂嵐』が発動するので、何週もしてたくさん集めてもいいかもしれない。 『壊れかけた魔剣』→『エメラルドソード(7)』(説明文は「スタンドをも切り裂く神剣。」) 通称『神剣エメラルドソード』。 誰でもいいので一緒に泊まると、0.1%未満の確率で強化イベントが発生する。 ただし、そのキャラ専用の強化イベントが発生する際は神剣に強化するイベントは発生しない。 (例:『エメラルドソード(3)』と『壊れかけた魔剣』を持ち、ジョセフと泊まると、『エメラルドソード(4)』への強化イベントしか発生しない) また、『エメラルドソード(5)』『エメラルドソード(6)』所持時は神剣への強化イベントは発生しない。 邪悪度が10以上なら発生確率は上がるが、それでも1%未満の確率である。 発動する『居合い切り』は、攻撃関係度が高いので、発動キャラの攻撃力が高く、敵の防御力が低いと『聖ジョージの剣』よりダメージが入る。 『壊れかけた魔剣』+『エイジャの赤石』→『聖ジョージの剣』(説明文は「エイジャの赤石とジョージの剣が合体した神剣。」) 『エイジャの赤石』をもって誰でもいいので一緒に泊まると、2%未満の確率で強化イベントが発生する。強化すると、『エイジャの赤石』を1つ失う。 『神剣エメラルドソード』への強化イベントと同じく、専用強化イベントが発生する際は『聖ジョージの剣』への強化イベントは発生しない。 邪悪度が10以上なら、20%程度の確率で発生する。 発動するのはあの『輝彩滑刀』。強力な全体ダメージに加え、追加効果で即死や出血多量を与えられるが、近距離属性なので遠距離にいる相手には通用しない。 『聖ジョージの剣』まで強化してしまうと、エドフでユタと会えなくなってしまうので、他の『エメラルドソード』が欲しいならその前にすること。 デバッグルームの追加要素 +... プッチ神父 本や波紋書、矢などで覚えた技を抜き取ってくれる。 ヴィンズ クリア回数が10回以上、サクセッションENDをクリアしているとオリジナルキャラの控え室に出現する。話しかけると幻想の世界に連れていってくれる。 各部キャラ部屋 マップ南東に各部キャラのたまり場が追加。6部の部屋には対戦用PCあり。ディアボロに話しかけると主人公がスタンドで倒すイベントが発生(数秒後に復活する)アナスイに話しかけると性転換してくれる。(条件:クリア回数10回以上)エルメェスはパンティをくれる。断ると殴られる。パンティの効果はエッチな本と同じ。貰った場合、デバッグルーム内に透明の「取立人」が現れ、掴まるとパンティーを奪われる。稀に代わりに貴重品を盗んでいく事もある。 開発者一家 マップ南西にクレイマンご一家の部屋。クリア回数が3回以上で入る事ができる。宝箱が置いてあり、作者と話すと戦う事ができる。クリア回数が10回以上だと「本気のアンタと戦いたい」という選択肢が現れ、それを選ぶと・・・本気クレイマンは毎ターンHPが2000、SPが9999回復する上、複数の状態異常も無効化する。倒す事ができれば、究極のチートアイテム「最終デバッグシステム」が手に入る。尚、部屋の中の宝箱は「バニースーツ」と「能力サゲール」。「能力サゲール」は使った仲間のステータスを下げる事ができる。使用回数無制限。部屋の本棚ではプレイヤーの性格の詳細が確認できる。 追加された敵 名称 出現場所 特徴 肉の芽 ジョセフ体内 距離M。ジョセフの耳から脳へと入る際に出現する。HPは大体300ぐらい。強くはないが、それなりにエンカウント率が高い。ごく稀にファントムブラッドを落とす。 新たな4人のスタンド使い+α +... レインボウ(スタンド:ベント・アウト・オブ・シェイプ) 日本の北東に追加されたゲームセンターにいる占い師。 話しかけると無料で占ってくれるが、状態異常が付与される。 敵がドロップする「怪しいタロットカード」を所持した状態で話しかけると戦える。 レアドロップはダービードラッグ。 マリスカ(スタンド:ショッキング・ブルー) コム・オンボに追加された酒場にいるバニーガール。男主人公の場合のみ選択肢あり。 スタンドはいくら倒しても復活する。レアドロップはバニースーツ。 シャーデー(スタンド:プロミス) 富豪の屋敷のストックヤード内にいる女。戦闘用スタンドではないので、スタンドバトルは無い。 マイケル(スタンド:パワー・オブ・ドリームス) 富豪の屋敷で現れる謎の大男。戦闘能力は非常に高い。 ディヴィエイト(スタンド:インナーデイズ) 経過日数がギリギリになると街中の南の方に出現する謎の男。 50000G払うと経過日数を10日ほど戻して(ズラして?)くれる。 追加ルート +... 仗助ルート クリア後特典の自販機で「勝者の証」9個と「ジョジョのDISC」を交換可能。 DISC入手後、周回プレイを始めると主人公を仗助でプレイできる。 ラジオの使用、幽霊屋敷、仗助以降の周回はできないので注意。 また、原作の台詞流れが簡略化されて短めになっている。 DIOルート(ver2.1から追加) 暗黒面ルート(ver2.1から追加) 選択肢などで増加する邪悪度が一定以上で承太郎ルートかポルナレフルートでヴァニラ・アイスと戦い 全員合流してDIOのいる塔に進む階段の所まで行く時点でジョセフの友好度が12以下だと 仲間を裏切りDIOにつく選択肢が出現する。 この後ポルナレフと花京院の友好度が高ければDIOルート、低ければ暗黒面ルートに突入する。 邪悪度は人道から外れた行動をしていればどんどん上昇する。 邪悪度が高すぎるとホテルでの仲間イベントが起こらなくなるので技を教えてもらうタイプのスタンドの場合は注意が必要。 なおどちらもBADEND扱いなので開発室にはいけない。 新システム タクシー:広いマップにいて、ホテル等の目的地に有料で連れていってくれる。 幻想の世界:クリア回数3回以上で敗北EDに行くか、デバッグルームのヴィンズに話しかけるといける世界。敗北EDの場合は、神の間の少し奥にドアが現れる。尚、神の間から行く場合とヴィンズから飛ばしてもらう場合では、中のイベントが異なる。また、幻想の中のベッドで休み続けると・・・? バクシーシ:インド以降に出現する子供や乞食などにお金を恵む事ができる。子供はお金をあげると後に付いてくる。あげないを選ぶと立ち去る。また、お金を恵むと極稀に邪悪度が減少する。邪悪度を下げたい場合に有効。 その他の変更点・追加イベント カイロに露店市場開催。日数に応じて売り手が変化する。 オリジナルキャラの一部に顔グラフィックが追加。 フレウにカツアゲした際、10Gだけ貰えるパターンが追加。ver2.1から極稀に邪悪度が増加するようになった。 ジョセフの脳内で肉の芽とフィールドエンカウントする。 幽霊船のナースに回復してもらうと、後から状態異常が発生する。 フレウがカツアゲされた回数を覚えている(10GとEX錠の合計・5回以上から) 潜水艦ルートの山岳地帯にあるテロリストのアジトに入れるようになった。 潜水艦ルートのアラブ富豪の屋敷で、台所にストックヤードが追加。 富豪の屋敷への到達日数が早いと、ストックヤードでイベントが起こる。 クリア回数3回以上の状態で敗北EDに行くと、幻想の世界へのドアが出現する。尚、こちらとデバッグルームの幻想の世界では内容が違う。 ファラオ・サンダースの性能、耐性、命中精度などが低くなった。 古いコメントは過去ログに格納されます。 邪悪度上がると剣以外のホテルイベント起こらなくなるんだな - 名無しさん 2012-09-01 19 36 29 邪悪度ってディアボロを殺し続けても上がるの?新しいスタンド育てるときにボス相手だとがつがつ上がって助かるんだけど、邪悪度上がるなら困る - 名無しさん 2012-09-29 03 31 14 上がらないから大丈夫。 - 名無しさん 2012-10-16 16 53 02 ありがとう。まだ自力でデバックルームいけなくて確認できないから助かります。 - 名無しさん 2012-10-24 01 31 44 現実さんも大概だが暗黒ENDも怖いお なんじゃありゃ - 名無しさん 2012-11-01 02 44 01 クイック・シルバーの集束レーザーが覚えられない・・・必要な波紋技って波紋疾走、山吹色、波紋カッター、緋色、青緑、銀色、稲妻空烈刃、十字空烈刃、地裂波紋振動、空裂波紋疾風で全部だよね?確率低いだけ? - 名無しさん 2012-11-11 21 58 47 自己解決、習得できました・・・が、調子乗ってワムウに挑んだら全滅してしまった(´・ω・`) - 名無しさん 2012-11-14 08 02 56 幻想の世界すごく怖い。初見の人は気をつけた方がいい。 - 名無しさん 2013-01-14 00 27 11 仗助のDISCについては物語的にはどう解釈すればいいのか - 名無しさん 2013-07-07 21 05 28 はやくけせ - 名無しさん 2013-10-08 04 17 49 幻想世界怖すぎワロタwwwwワロ・・・ - 名無しさん 2014-08-17 01 27 54 上に書いてる幻想世界についてのことを先に読んでおけば良かった・・・初見でベットで休みまくってたらクソビビった。ホラー要素あるとか聞いてない - 名無しさん 2014-09-07 03 58 55 test - 名無しさん (2018-10-31 00 31 36) 名前
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スタンド:カリフ カイロの酒場で飲んだくれている謎の賞金稼ぎ。 ハンドガンから発射される銃弾のスタンド「カリフ」を操るスタンド使い……を自称する覆面の男。 命令不可。 余談だが、「カリフ(khalīfa)」とはイスラーム圏における最高権威者の称号であり、「皇帝」と訳されることが多い。「預言者の代理人」とされる。 通常攻撃はハンドガンでの物理射撃。 潜水艦ルートを通り、ホルホース ボインゴ戦で「ホルホースを説得」しているとDIOの館発見後のカイロに出現。 30000Gで雇うことで一時的に仲間になる。 スタンド能力も技能もステータスもどこか見覚えがある。一体何ホースなんだ・・・。 「ホーミングショット」だけ無くなっているのは、流石に弾丸操作したらバレバレになってしまうからだろうか。 威力は控えめながら遠距離攻撃主体でデバフも揃っており、レベル上げなどでなかなか頼りになる。 全体攻撃で倒し切れなかった敵の処理などで事故が圧倒的に減るだろう。 これまた余談だが、名前と加入時セリフの元ネタは『サガ2 秘宝伝説』に登場するNPC。 主人公が捜している父親そっくりな「西部劇のガンマンのような格好」をした覆面の男。 初期レベル:40 某皇帝とはレベル・ステータスを共有しない。 通常攻撃がハンドガンなので、某皇帝のように通常攻撃で頼りにする事ができない。 名称 消費SP 習得LV 効果 心臓マッサージ 5 - 極まれに再起不能から回復する。 投石 1 - 敵単体にダメージを与える。 傷薬 10 - 一般的な傷薬と包帯。HP50回復。 解毒剤 5 - 毒状態を回復する。 発砲 3 - 敵単体にダメージを与える(遠) 大声で怒鳴る 0 - 大声で怒鳴って味方を正気に戻す。 笑う 0 - 相手を笑い飛ばす。まれに相手をプッツンさせる。 挑発 1 - 敵単体を挑発してプッツン状態にする。 連射 8 - 敵単体に大きなダメージを与える(遠) ヘッドショット 23 - 敵単体に大ダメージと一撃必殺(遠) アームショット 16 - 敵単体の腕を狙い撃ち、破壊力を下げる。 レッグショット 16 - 敵単体の足を狙い撃ち、スピードを下げる。 威嚇射撃 6 - 敵全体を威嚇して警戒させるかよろめかせる。 ピンポイントショット 16 23 敵単体を狙い撃ち、防御力を無視して攻撃(遠) 乱射 15 25 敵全体に大きなダメージを与える(遠) 『限界』を超える 100 50 自分の力を100%以上発揮できる。
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銃器のスタンド「皇帝(エンペラー)」を使うスタンド使い。命令不可。 DIOの手下だが、他の刺客達とは違ってDIOに心酔しているわけではないようだ。 潜水艦ルートの途中で一時的に主人公たちと共闘することになる。 ステータスは「破壊力」と「スピード」が高めで、高い命中率と必殺率を誇り、通常攻撃が2回攻撃で稀に警戒付与。 技は相手のステータスを下げたり状態異常を与えるものが揃っており、サポート役として優秀なまさにNo.2。 通常攻撃自体が破壊力と必殺率の高い二回攻撃なので、SPが尽きても充分戦力になる。 パーティに加わるアラブ富豪の屋敷では回復アイテムは貴重品なので、他のメンバーの回復を優先させてもいい。 初期レベル:20 ステータス Lv HP SP 破壊 持続 精神 スピード 20 168 170 79 48 89 110 50 600 735 207 145 250 486 名称 消費SP 習得LV 効果 心臓マッサージ 5 - 極まれに再起不能から回復する。 投石 1 - 敵単体にダメージを与える。 傷薬 10 - 一般的な傷薬と包帯。HP50回復。 解毒剤 5 - 毒状態を回復する。 発砲 3 - 敵単体にダメージを与える(遠) 大声で怒鳴る 0 - 大声で怒鳴って味方を正気に戻す。 笑う 0 - 相手を笑い飛ばす。まれに相手をプッツンさせる。 挑発 1 - 敵単体を挑発してプッツン状態にする。 連射 8 - 敵単体に大きなダメージを与える(遠) ヘッドショット 23 - 敵単体に大ダメージと一撃必殺(遠) アームショット 16 - 敵単体の腕を狙い撃ち、破壊力を下げる。 レッグショット 16 - 敵単体の足を狙い撃ち、スピードを下げる。 ホーミングショット 10 - 敵単体を弾速の遅い追尾弾で追い回す。 威嚇射撃 6 - 敵全体を威嚇して警戒させるかよろめかせる。 ピンポイントショット 16 23 敵単体を狙い撃ち、防御力を無視して攻撃(遠) 乱射 15 25 敵全体に大きなダメージを与える(遠) 『限界』を超える 100 50 自分の力を100%以上発揮できる。
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『最近スタンド名を安易につけすぎじゃないか?』 先日、ニコニコのジョジョスレで、こんな意見が出ました。 スタンド命名が以前よりも安易になったことで起こった問題 問題としては ①早々にスタンドつけられて、プレッシャーのかかっている作り手さんがいる。 (初期・人気スタンド使いと比較されることに対するプレッシャー、閲覧側の期待に対するプレッシャー) ②安易なスタンド命名に納得のいかない人がいる。(スタンドはある意味ブランドのようなものだったはず?) があります。 しかし、スタンド命名が安易になってきたからといって、条件を設けて厳しくすることができるでしょうか? …おそらく不可能でしょう。 なぜならニコニコ動画という大規模の匿名サイトで、非公式の条件を普及させることは非常に難しいですし、 また、全員が納得するような条件をスレで決めることも難しいからです。 というわけで、議論板で以下の意見がでました。 スタンドの命名について スタンド名は今まで通り、条件で縛らないという方針で。 ただし、wikiにおいて一定の条件(つまりはある程度のランク分け)を設けることで、①・②の救済策になるのではないか。 wiki内でのランク分け しかし、wiki内でのランク付も賛否両論です。現在出ている意見としては・・・ 【賛成意見】 あくまでも数字的な分け方なので公平ではある。 →再生数・投稿数集計をしてくれた方がいるので、参考までに紹介します。興味があれば是非、見てください。(10月下旬あたりに集計したものです。) ※passは「wiki」です。ダウンロード後、拡張子を「.xxx」→「.xls」に変更してください。 長杉さんの集計データ スタンド使い・閲覧側ともに妥協点になってよいのでは。 具体的なランクの段階分けに関して。→2~4段階の意見が出ました。 ・ランク分けは各段階でそれぞれの条件を変える。 ・複数の条件を作り、クリアしている数ごとにランクを上げる。 【反対意見】 機械的評価とはいえ、細かくランク付けされるのはあまりいい気分ではない。 ランク付けは波紋を呼ぶ。→歴代順(スタンドがついた順)に並べるのはどうか。 機械的評価でなくても個人ページの充実度で、人気度がわかるのでは。 という感じです。意見があればぜひ下のコメントフォームもしくはジョジョソンwikiスレまで。 ランク分けする場合の名前 また、ランク分けするのであれば、ジョジョソンらしいランク名になればということで、現在出ている案としては 二段階分け→(矢を受けて)スタンド使いレクイエム 三段階以上のランク分け→Act○で 三段階以上のランク分け→グッド!、グレート!、ディ・モールト・ベネ! があります。これも他にいい案があればぜひ下のコメントフォームもしくはジョジョソンwikiスレまで。 名前 コメント スレで話し合われたものをまとめてくださった方がいるので、掲載します。内容が不適当であれば削除してください>管理人様 -- 名無しさん (2007-11-17 13 26 46) ジョジョソンwikiスレで グッド!なスタンド使い→グレート!なスタンド使い→ディ・モールト・ベネ!なスタンド使い という案も出ています。参考までにここにも。 -- 名無しさん (2007-11-01 04 37 52) ハイクラスがレクイエムでそれ以前がAct○とかどうでしょう? -- 名無しさん (2007-11-01 03 11 59) (すみません途中送信してしまった)「(矢を受けて)スタンド使いレクイエム」なんてどうでしょう?わかりにくすぎるか… -- (名無しさん) 2007-10-29 15 37 17 素敵なスタンド使いは「 -- (名無しさん) 2007-10-29 15 36 37
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2階にエルメスらしき人発見。でもホントは年齢的に生まれてないと思う。。 -- 名無しさん (2011-07-20 00 39 21) ↑このゲームの設定上、過去と現在と未来がごっちゃになってるから。 -- 名無しさん (2011-07-20 00 58 23) 変装看破不正解時の友好度上昇が起こりませんでした。他の方はどうなのでしょう? -- 名無しさん (2011-07-24 18 38 23) カーンもちゃっかり入院している。 -- 名無しさん (2011-07-27 01 20 37) ていうかあの医者ども…医者が血管針ゾンビと同名は吹いた -- 法皇の昆布 (2011-08-04 08 10 51) ナースセンターに着く前でも宝箱開いているようです(2.2ver) -- 名無しさん (2012-09-22 08 35 39) 2.2薬屋でなぜかダイヤモンドCが二つ売ってた -- 名無しさん (2012-11-11 15 12 51) 女主人公だと診察室連れてく時に花京院の反応ににやにやしてしまう -- 名無しさん (2013-01-31 15 27 51) カフェの前だったかジョセフが確認の電話をするんだよな。んでそん時に時間巻き戻しで日数に余裕あると「あれ、意外と余裕あるね」的な会話がされるんだよな。ホリィさんの頑張りによるところみたいにまとめられてるけど -- 名無しさん (2013-04-06 15 23 42) ↑短時間で行ったって話じゃなく、ホリィさんがDIOの呪縛に抵抗していて寿命に余裕があるという解釈だったな -- 名無しさん (2013-04-06 15 37 36) 鍵入手前に二階にある宝箱の中身手に入ったんだけどバグかな? -- 名無しさん (2013-07-29 16 12 16) 攻略に関係ない雑談なら左メニュー・企画の中のスレッド形式雑談所オススメ 住み分けは大事ですよ。 -- 名無しさん (2013-08-05 21 36 24) 花京院に肩をかしてたら転んでHP減った。ふらつくだけじゃないんだなー -- 名無しさん (2013-09-03 16 03 56) 花京院を医務室まで送り届ける際に1Fの右下の部屋で医者が薬を売ってくれるのですが、「ダイヤモンドC」が2つ欄にあります。仕様ですかね? -- 名無しさん (2015-01-10 17 15 41) 自販機で烏龍茶とチャイ買えたので、追加おねがいします -- 名無しさん (2015-01-21 10 30 53) 何か、病院ルートに行ったらラッシュ時のセリフ変更が出来なくなった……バグかな? - 名無しさん 2015-10-01 17 45 46 思ったんだが、偽者がオインゴって事はスタンド見えるよな?アントとかなら虫を這わせて反応したのがオインゴみたいなイベント出来そうだな - 名無しさん 2016-07-19 09 24 46 扉を調べたら扉と戦闘できるようになり強引に入ることが出来ました - 名無しさん (2018-11-26 20 56 20) 扉と戦闘してたら花京院が生き絶えてしまった… - 名無しさん (2018-12-09 23 57 14) ちなみに答えはベイジ先生 - び (2018-12-28 14 11 26) ↑謎解きの答えは確率ランダムです。 - 名無しさん (2018-12-28 15 18 50) 防犯裝置強い、普通の病院でなだ? - 名無しさん (2019-01-09 13 57 20) ↑それは病院に染み付いてるスタンドだよ、スタンド使いはスタンド使いと引かれ合うからね - 名無しさん (2019-01-09 19 24 14) 入れ替わった医者のヒントは2階の倒れている人を調べることだよね? - 名無しさん (2019-01-15 00 11 01) 鍵見つかってないのに普通に病室は入れちゃうってなに?この説明の仕方だと、花京院病室以外の、どこかに呼ばれた先生を見つけだしにいくのかと思ったんだが。。。無駄足すぎる。急いで病室に戻ろう!とかでないの? - 名無しさん (2020-05-05 05 39 30) ↑鍵は四人の医者(変装したオインゴ含む)が花京院の病室に入るために使ったから開いてるので、病室に入れる事には何も不思議は無い。あと無駄足を踏んだのは単純にあなたの勘違いなので、ここで不満を言うのは筋違い。仕様に関して意見があるなら、それは作者さんにしかるべき方法で問い合わせるべき - 名無しさん (2020-05-05 11 56 26) ↑wikiも見ましたが、初見ではわかりにくかったためコメントしたまでです。変に突っかからないでいただきたいのですがwww - 名無しさん (2020-05-30 15 59 55) ↑え!そうか、人によってはそう感じることもあるんか…初見プレイだけど病室戻るんだなって自分はわかったから… - 名無しさん (2020-08-07 15 16 13) 病院二階のネタ要素は入院患者の『床屋のカーン』『アバッキオの同僚』『エルメェス』とトイレの個室でテンション上がってるボインゴくらいかな? - 名無しさん (2021-12-24 23 42 58) 1階処置室(診察室右隣)の医師に話しかけると傷薬、薬箱、ダイヤモンドC、オーバードライブSY、レクイエムGEを買うことが出来ます。 - 名無しさん (2022-01-27 14 56 47) たしかに鍵閉められたけど戻ったらなぜか開いてるって事なのか - 名無しさん (2022-03-24 21 01 01) いや勘違いか、先に本当に先生が開けて入ってたからやな - 名無しさん (2022-03-24 21 03 03) 花京院護衛してみたくて友好度上げてたけど私には無理な気がしてきた - 名無しさん (2022-11-01 02 48 37) ↑なんで?あきらめんなよ!(修造)もしや犯人が誰かわからないとか、それともドアが倒せないとか? - 名無しさん (2022-11-02 21 49 59) 50レベル花京院のHPが0にならなくても再起不能になる。なんで? - 名無し (2024-03-03 16 12 24) ↑私もなったからもしかしたらSPも関係するのかも、それか一撃必殺とか決められたり、 - 名無しさん (2024-04-29 22 02 57)